実現すれば米国にとって、2011年にスペースシャトル(Space Shuttle)計画の終了した後では初となる、ISSに向けた有人飛行となる。
また、米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)の宇宙船による有人飛行も2019年8月に予定されている。
どちらも試験飛行と位置づけられており、それぞれ2人の宇宙飛行士がISSに2週間滞在する。
ただ、両社のプロジェクトの予定表はこれまでに何度も遅れが出ている。そこでNASAは今後毎月、打ち上げ日程の更新情報を提供していくと発表。NASA商業宇宙飛行開発部のフィル・マカリスター(Phil McAlister)部長は「打ち上げ日についてはまだ不確実で、近づくにつれ変更があると予測している」と述べた。
NASAは長期的なプランとして、スペースXとボーイングの宇宙船を使用し、飛行士を定期的にISSに送り込むとしている。
米国はNASAの宇宙飛行士をISSに送り込むため、高額の費用をかけてロシアの宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」に同乗させることを強いられていた。(c)AFP
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