【軍事技術】戦車の砲はなぜひとつ? 多砲塔戦車が廃れ単砲塔単砲身に落ち着くまでの紆余曲折とは[10/03]
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■砲塔ひとつ砲身1本のナゼ
戦車といえば、角ばった車体に履帯(いわゆるキャタピラー)を付けて、砲塔を1個載せているという形でどの国の戦車でも同じです。一方、マンガやアニメでは砲塔を多数載せた、もしくは砲身を複数装備する戦車も存在します。それが現実ではなぜ各国とも単一砲塔に単一砲身という同じ構造に落ち着いてしまったのでしょうか。
そのあいだには、現在では見たことも無いような形の戦車がいろいろと造られています。そのなかのひとつとして、過去「多砲塔戦車」も存在しました。
多砲塔戦車は文字通り、砲塔を2個以上載せているのが特徴です。砲塔が1個しかなければ、敵が反対から現れた場合、すぐに撃つことができません。しかし2個以上あればあるほど、あらゆる方向をより早く撃つことができます。いうなれば戦艦のように。それならば、砲をたくさん載せた戦艦を小さくしてキャタピラをつけた「陸上戦艦」は最強の戦車になりそうです。
戦車が発明された第一次世界大戦当時は、地面に掘った塹壕に立てこもって戦うことが多く、攻め手はこの塹壕をどうやって突破するかで苦労しました。解決方法のひとつが戦車で、撃ってくる敵の弾を跳ね返しながら、突撃する味方を援護して敵の塹壕に乗り込んでいくことが戦車の役割でした。
第一次世界大戦が終わると、各国は戦車が強力な新兵器であることを理解しました。多くの砲や機銃を備えた戦車で敵の塹壕に乗り込んで行ってあらゆる方向に撃てれば、さぞ有利だろうと研究が始まりました。こうして多砲塔戦車は生まれたのです。
■「陸上戦艦」の威力やいかに
1925(大正14)年、イギリスが世界最初の多砲塔戦車「インディペンデント」を試作します。47mm砲を装備する大型砲塔1個と、機銃装備の小型砲塔を4個、合計5個の砲塔を載せており、その姿は本当に「陸上戦艦」のようでした。
https://contents.trafficnews.jp/image/000/022/470/large_180921_tank_02.jpg
https://contents.trafficnews.jp/image/000/022/469/large_180921_tank_01.jpg
戦艦に見立て、機銃のみを装備した豆戦車(言うなれば「陸上駆逐艦」か)と「陸上艦隊」を編成して演習を行ったりもしました。いかにも海軍国らしい発想です。
これに影響を受けてドイツ、ソ連、フランス、イギリス、日本と戦車を開発できる工業力のある国はこぞって多砲塔戦車を造りました。ところが実際に造ろうとすると色々問題がありました。回転する砲塔をたくさん載せると構造は複雑になり、手間が掛かって大量生産できない上に高価になってしまいます。また、当時の非力なエンジンでは大きく重い車体はのろのろと動くことしかできません。少しでも軽くしようとすると装甲が薄くなって防御力が弱くなります。車体は大きいのですが個々の砲塔は小さく大きな砲が搭載できません。そして全ての砲塔を動かすために多くの乗員が必要で、車内は窮屈です。
苦労してできあがった多砲塔戦車は使ってみるとこれまた難物で、多くの乗員がそれぞれの砲塔で別々の目標を狙って射撃するので、ひとりの車長では指揮しにくいことも分かりました。たとえば、ある砲塔の射手は敵を狙うのにもう少し前に前進したいと思っているのに、ほかの目標を狙う別の砲塔ではバックして欲しいと車長に要請するといった具合です。いくら砲や機銃がたくさんあっても車長はひとつの目標にしか注意が向きません。しかも構造が複雑なため、故障もしやすく整備も面倒でした。
イギリス陸軍の「陸上艦隊」は見かけこそ派手でしたが、研究の結果「実戦向きではない」と判定されてしまいます。結局イギリスはこの面倒くさい多砲塔戦車を「インディペンデント」の試作車1台のみで放棄してしまいました。
■多砲塔戦車大国・ソ連の場合
一方、ソビエト連邦(ソ連)は多砲塔戦車をあきらめず、T-28という多砲塔戦車を503両造って実戦配備します。
https://contents.trafficnews.jp/image/000/022/474/large_180921_tank_06.jpg
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/030/245/large_180921_tank_07.jpg
ソ連はその後、このT-28よりも大型のT-35を63両作りました。
T-35は76.2mm砲塔1個、45mm対戦車砲塔2個、機銃砲塔2個を載せ、全長9.7m、全高3.4m、重量45tという「インディペンデント」を上回る堂々の迫力がありました。ソ連軍の威容を示す軍事パレードにはもってこいで、ソ連各地のイベントに駆り出されるような「スター戦車」でした。
続きはソースで
乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/81585 後ろを撃てるのは良いけど
索敵何やってんだ?みたいな感じだよなぁ >>1
戦車を複数台投入すればいいだけだろ。
しかも、今は他の戦車とネットワークで繋げる事が出来るから、大砲一杯積む必要は無い。 横並びの標的があることなんてないし、戦車が狙うのは目標の直接の着弾という一撃必殺の戦いだし。 ガンタンクもガンキャノンも思ったほど活躍しなかったからな 単純に製造にもメンテナンスにもよっぽどお金かかるから、多砲塔戦車1台作るお金で単砲塔戦車2台作った方がお得ってことではないの? >>13
さらに出来上がる戦車は非力な動力の
ドン亀の上にペラペラの装甲
まあ>>1に書いてある通り ゲームでもマルチに何か出来るクラスやユニットは大体カスよな >>1
船は幾らでも大きくできるから多砲塔が可能
車両では無理
船舶の最大積載重量 約50万トン Knock Nevis
車両の最大重量 約1万4000トン Bagger 293
飛行機の最大重量 約600トン An-225 砲一つでも機動力と耐久力で十分イケる
フットワークの軽さと選り好みの少なさから俺の15cm砲は最強 >>16
その考えで船にもしこたま砲塔を積んだ時代もあったけど
船も速度や地形や条約でサイズ制限は受けたし、
その中で一番効率良い形状を追求していくと
デカい主砲塔を中心線に2-4ぐらい、あとは両舷に小さな副砲がちょっとだけ配置
という形に落ち着いたな 多銃身のスナイパーライフルが無い理由と同じじゃねw どうでもいい
メタルマックスで実装さえしてくれれば
妙な車両実装するよりよっぽどw AIがあれば同時に多数の目的を射撃できるんだろうな
そのときには人が乗っている必要すらないのかも知れないが 対空砲は戦車に入らんのか?
一生懸命戦ってるのに… ソースどころか>>1すら読まない連中がエラそうに… ガンタンクって何がダメだったんだろうか
同時方向という制限はあるが、同時に二ヶ所狙えるし
敵の接近を許さない中距離武装もある
装甲も当時最先端のものだし
マゼラアタックも面白い
あれはむしろタンクにする意味あるのかって気も 最初は歩兵用と重装甲用で分けてたからじゃね
そのうち戦車砲弾と榴弾を同一砲身で発射するようになって多宝塔は減った
でも厳密に言うと砲塔では無いけど対歩兵用など機関砲はついてるし、歩兵用擲弾なども
装備してる戦車もある。砲身から砲弾で無く長射程誘導弾を発射するようなやつもあるよ 俺のPCは両手にUSBマウスだぜ。同時に動く二つのカーソルは最強だぜぃ。 一人でピストルを5丁持ってピストル相応の防弾ジャケットしか着てない兵士と
狙撃銃1丁とそれ相応の防弾盾を持った兵士
お互いの姿が見え始めた距離から撃ち合ってどっちが勝つかですよ >>1
>現代の戦車は「デジタル戦車」と呼ばれるほどコンピューター化、IT化が進んで強そうに見えます。
>しかし、これまた激戦をくぐったことはまだ一度もないため、「見掛け倒し」でない保証はないのです。
ネットワーク化の否定とか論外だわw
IFFや中遠距離の火力支援に必須な初歩中の初歩だろ。
>>30
マジレスすると、
ガンダム自体が実戦じゃ使えないが、中でも特にガンタンクはジョークレベル。 主砲の反対側にダミーでもつけておけば敵は逃げるだろうに。 反対向きにもう一門付けて反動を抑える、2連装にして命中率を稼ぐとか色々やれそうだけどな 一方、日本の洗車は、装甲3mmに、回転式放蕩・憲法九条を搭載 今や戦車とかは、空爆とミサイル攻撃で敵地をズタボロに
した後に、敵陣地を占領するための地上戦部隊の安全確保の
ために使うためのものだろね。 ヤマトに出て来た3連装砲戦車とか、松本零士メカは恰好良かった。 >>42
傾斜装甲やシンプルさなど利点はあったが、パンターやタイガーT、取り分けタイガーU
全くには歯が立たなかった。パンターでも2000m以上先からアウトレンジでT34を
簡単に撃破し、その前面装甲などT-34では貫通不能。T34は4号や3突にもやられた
ソ連は米国から大量に物資援助を受けておりかなりは途中独空軍やUボートで
沈められたが届いた物資は有効で工場などもウラル以東に疎開で逃げたものが
爆撃を受けなかったので、兵器の数でカバーしたり改良型でなんとか独軍に対応出来た
損害も常に独軍の数倍出すような戦闘だったが、人命軽視撤退者は銃殺な赤軍のシステム
がソビエトに大量な戦死死傷者と共に最終的東部戦線での勝利をもたらした 次のガルパンは、この路線か
オレ的には多脚戦車を望みたいが >>30
あれ履帯がむき出しだし全高が高すぎるからなあ
お互いを視認しての撃ち合いなら戦車より不利かも
まあ全高が高い分戦車に対してはトップアタックが可能だが
どちらかと言うと08小隊でみせたように間接砲撃での自走砲的運用が正解だと思う >>5
巨砲の時代は終わってんだよ!
連射の時代だ!玉の多さが重要なんだ >>40
>反対向きにもう一門付けて反動を抑える
世の中には無反動砲ってのがあってだね
理屈は正にそれなんだわ >>37
あのぐらい高性能に動くロボットが使えない訳がなかろう、実際あったら >>54
地形を利用するのは戦術の基本
ハイドロニューマチックサスペンションで姿勢を変更できる74式以降の戦車は
日本の起伏の多い地形を利用して有効に戦闘が出来る >>16>>20
戦艦は多砲塔、というけど
ドレッドノート以降の戦艦は単一の標的に対して攻撃する目的で作られている
一方、多砲塔戦車は複数の標的に対して攻撃する目的で作られている
多砲塔でも設計思想が全く違う 今の時代攻撃力は
ミサイル>大砲
それなのになぜミサイル戦車が無いの? 多砲塔戦車は塹壕線を蹂躙するために作られたシロモノだろ?
敵の塹壕線まで突っ込んで、警戒塹壕線と主陣地塹壕線の間を蹂躙しながら攻撃する
四方八方に敵がいる前提だから、多砲塔になったってだけ
そんな目的で作られたシロモノで、実際にはそんな戦いが起きなかった
だから消えた。
それだけ >>37
マゼラトップも大概だよ。
あんな小さな航空機に戦車砲積んだらどうなるか、亜音速飛行中に戦車砲ぶっぱなしてみて欲しい。
そもそも重装甲なのに飛べるのか? >>58
ミサイルと砲弾が撃てる
米軍の「M551シェリダン」という戦車がまさにそれだったんだけどね >>58
着弾まで実質弾に比べて遅い
ミサイルが高価、榴弾が撃てない
過去にはずっと誘導してないとダメだった
実質弾に比べて防御が容易(ヒート弾対策で対処可)
現状では、対ミサイル防御を戦車が採用し始めた 多砲塔戦車の元祖は菱形戦車だからね
菱形戦車も塹壕線を突破したら、塹壕線に沿って横に蹂躙攻撃しながら進んだわけで
菱形戦車が横に主砲が有るのはそのせい
それの強化版が多砲塔戦車
多砲塔戦車が出た時期には塹壕戦の概念が無くなってた >>61
そこはそれ、ミノフスキークラフトとかなんとか、良く知らんがw 複数の方向に撃たなきゃいけない状況になったら
もうほとんど負けたようなものだろ 戦艦の砲塔が三連装だったりしたのは、一つには
砲弾自身で照準合わせをやっていたため。
とりあえず撃ってみて遠ければちょい近め、近ければちょい遠目に調整してまた撃つ。
そしてドンピシャになったら、全力斉射。
おんなじ条件の砲身装薬砲弾が撃てれば2倍3倍の効果を与えられる。
そのためにおんなじ仕様の砲身2つ束ねたり3つ束ねたり4つ束ねたりする。 ホコとタテ
弱いホコをいくつも持ってても強いタテにはぜんぶ跳ね返されて無意味。
強いタテをも貫く強いホコを一つだけ持つ者こそが真の強者。 >>58
劣化ウラン弾や徹甲弾がどんなに分厚い鉄の壁でも単一素材ならば抜けるってのも大きい罠。
戦車の大砲とミサイルじゃ同じ質量兵器でも全然違うってのをまずは理解すべき。 >>70
剣術の二刀には一方を使って陽動したり牽制するという使い方がある。
この場合でいえば戦車二台を用いるのに似ている。
弱い戦車で牽制しつつ強い戦車で仕留める。 日本には戦車も陸上自衛隊も必要ない。
空軍、海軍、宇宙軍、サイバー部隊に再編したほうがいい 昔、俺のじいちゃんが61式をTVで観て『特車』って言ってた >>76
陸戦兵器がないとあっさり国土に揚陸艦を付けられてそのまま港町が占領される。
じゃんけんと同じで陸海空はバランス良く持って初めて全通常化兵器への対応が可能。 >>61
ユンカース・スツーカ急降下爆撃機に大砲積んで地上攻撃用(G型)にしたけど、
操縦がスゲー難しかったらしいね
しかし、その「大砲鳥」を使いこなしたハンス・ウルリッヒ・ルーデル(ソ連戦車500輛以上を撃破)は、
戦後アルゼンチン空軍顧問になり同軍を鍛え上げてA4スカイホークの奇襲攻撃方法を考案し、ロイヤルネービーに大打撃を与え、
さらにアメリカのA10攻撃機設計陣の顧問となり、ナチスドイツ以来の航空機搭載機関砲による戦車攻撃を極めたのであった・・ 戦車も長さ100m位あったら多砲塔になるな
どうやって動かすかというと動力車や砲塔車を別々にして連結する方式にするといい
不整地は大変だから地面を工兵が予め平らにしておき、無限軌道を外して地面に敷設してしまおう…( ゚д゚)ハッ!ソウコウレッシャ >>81
N速とかで「陸自とか要らないだろ」「今のご時世で陸自なんかが何の役に立つ」
「上陸されたらおしまいなんだから、陸自削ってでも空自とミサイル網を充実させるべき」
って意見がみられる(特に徴兵関連スレで)がその都度反論してほしいw
現代でも陸(軍)の兵力は必要なんだけどねw 日本であってもそれは変わらない
どんだけカネかけても全ての敵性戦力を洋上撃破はできない
出来ない以上、アメリカの応援を待つまでの時間稼ぎ、地方政令都市の占領を許さない戦力は必要不可欠
(陸自が無ければ占領は容易だし、いったん占領されれば奪回は難しいのは軍事上の常識)
何より抵抗が無ければ、十数時間で首都を目指せるわけで、そうなればアメリカの来援を待つという時間を稼ぐこともできない
(首都が陥落し、首相が降伏してしまえば、憤激する愛国国士様の意見がどうであろうと「日本国」は終わる) >>69
軽量化という理由もあるぞ。
単装砲2門より、連装砲2門の方が、
装甲区画や動力系、弾薬庫スペースが
少なくて済む。
イギリスは4連装砲塔まで作ったけど、
運用と重量の関係で、
5連装砲塔は実用化していない。 西ドイツは、140mm連装砲戦車を試作したけど、
お蔵入りに。 >>30
ガンタンクは、ミノ粉がなければ射程260kmの火砲で精密射撃ができる真性の化け物だぞ。
あれは戦車やMSじゃなくて、移動砲台。 戦車を破壊する無人機が出来て
無人機を破壊する自動重火器が配備されて
自動銃を破壊する自動自走無人銃が開発されて
無人小型火器類を破壊するスナイプもできる二足か四作のロボットが出来て人類は戦争しなくなるんだろ 複数目標を同時に狙える状況ということは
君は単独戦力ということなので詰んでる
戦いは数だよ 重くなって遅い割に大きな砲は積めないし、装甲もペラくなるから何もいいとこがない。
見た目とロマンはあるが。 単砲塔の車両を連結させてトータルで他砲塔を目指せばよい。 航空機の副座もF111の様な横へ席を並べるのは、機長と副機長の意見が合わなかったり、責任分担がはっきりしなくて失敗
F14の様に前席は攻撃・照準、後席はレーダーオペレーター・防御と分担を明確にした方が成功している >>35
ガトリングガンや機関銃の方がいいんじゃね ストライク・フリーダムのような、フルバーストを打てる奴なんかコーディネーターじゃないと存在しない >>2
いきなりヴイナス戦記わろた
つかこれ逆シャアの翌年だったんだな
やっさんはもっと評価されてもいいんだがなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています