【エネルギー技術】“超臨界”地熱発電を実現へ、NEDOが事前調査に着手[09/20]
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、温室効果ガス排出量の大幅な削減が期待できる超臨界地熱発電技術について、調査井掘削に向けた事前調査に着手すると発表した。
同事業では、超臨界地熱資源の存在の可能性が高いと想定される国内複数地域で詳細な調査を実施し、資源量評価や調査井の仕様検討に取り組む他、酸性環境・高温度(500℃程度)に耐える資材、発電システムおよび超臨界地熱環境下における人工貯留層の造成手法の調査・開発を行うとともに経済性についても検討する。
最近の研究成果から、一定の条件を満たす火山地帯の3〜5kmの深部には、約500℃と高温・高圧の超臨界水が存在すると推定されている。それを活用して発電する超臨界地熱発電は、従来の地熱発電よりも、1つの発電所当たりの大出力化が可能になる発電方式として期待されている。
超臨界地熱発電技術は、日本政府が2016年4月に策定した「エネルギー・環境イノベーション戦略(NESTI2050)」の中で温室効果ガス排出量を大幅に削減するポテンシャルのある革新技術の一つに位置付けられる。NESTI2050が示すロードマップでは、実現可能性調査、調査井掘削のための詳細事前検討、調査井掘削、掘削結果の検証と実証実験への事前検討、そして実証試験の5つのステップが組まれており、2050年頃の超臨界地熱発電技術の普及を目指している。
NEDOは、このロードマップを踏まえ、超臨界地熱発電に関する実現可能性調査を2017年度に実施した。その結果、妥当と考えられる前提条件を与えた数値シミュレーションにより、1坑井あたり数万キロワットの発電が可能であること、および経済性評価については従来の地熱発電と同程度の発電コストに収まることが示された。一方で、地下設備の資材開発(コストダウン検討を含む)や地上設備のシリカ対策や腐食対策などについて継続調査を行った上で、経済性を再評価する必要があるとの結果を得た。
今回、超臨界地熱発電に関する調査井掘削に向けた詳細事前調査として、日本で超臨界地熱資源の存在の可能性が高いと想定される複数地域において詳細な調査を実施し、資源量評価や調査井の仕様の検討などに着手する。また、昨年度に引き続き、酸性環境・高温度(500℃程度)に耐える資材(ケーシング材やセメント材)・発電システムおよび超臨界地熱環境下における人工貯留層の造成手法について調査・開発を行うとともに経済性についても検討する。
検討結果については、来年度末に実施するステージゲート審査において、試掘前調査へ移行可能であるかどうかを確認する予定だ。なお、事業期間は2018〜2020年度。2018年度の事業予算は3億4000万円となっている。
http://image.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1809/20/rk_180920_nedo01.jpg
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1809/20/news041.html >>131
採算は厳しいよ
資源量の推定がガバガバで
発電所設置から一年以内に減衰してくる可能性も考えないといけないし >>10
アイスランドは人口が33万人程度で
電力消費も国全体で100万kwとかw
規模が違うから比較にならない >>130 500℃?今さらか?? 知識が古すぎるよ
ジェットエンジン、ロケット等に使われる耐熱金属は3000℃の高熱に耐える ...
筑波大など、焼成した耐熱性セラミックス。セ氏2700〜3000度の耐熱性が得られた。
3000℃でも溶けない革新的な断熱・耐熱新素材”
高機能遮熱断熱材『イプシロンEXシリーズ』の試験ムービーを公開!
世界最高水準の高効率・大型ガスタービンで超々臨界石炭火力発電やエネルギー問題 ...
タービン翼の冷却方式の開発などにより、1600℃級の発電設備の建設が進められ、
さらに1700℃級ガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)に代表される、
各種の火力. 発電技術の開発と1800℃級GTCC技術確立を目指し.
2016年度以降. 第1世代技術の効率向上. (第2世代技術並に). 膜分離法 要素技術開発... 三菱日立パワーシステムズ、最新型強制空冷式ガスタービンの運転時間 ...
engineer.fabcross.jp/archeive/180626_mhps.html
2018/06/26 - ... 同社の主力ガスタービンJ形の最新機種、強制空冷式の
JAC(J-series Air-Cooled)形が、ガスタービンコンバインドサイクル ...
運転は同社高砂工場内の実証設備複合サイクル発電所において行われた。 ...
今回対象の強制空冷システムは、国家プロジェクトとして1700℃級の超高温ガスタービン
の要素開発に取り組んだ成果を発揮 ... これは凄い!日本の素材力・・・・・ジェットエンジンは飛躍的に性能向上 | 夢 ...
https://ameblo.jp/boumu/entry-12041520032.html
2015/06/21 - さらにこれは火力発電所のタービンにも共通して言えるが、
タービン入り口温度を高めるほど熱効率は良くなる。 ...
従来のニッケル合金だと外から取り込んだ空気で冷やす必要があったが、
SiC繊維製のCMCだと最高2,000度まで耐えられる ... IHI 旧石川島播磨重工業株式会社製XF9-1は日本のジェットエンジン技術の到達点。
このように見てくると、世界のジェットエンジンは日本の産業技術によって
支えられているようにも見える。もちろんXF9-1にはそのような日本の技術が使われる。
XF9-1では、ジェットエンジンの性能の指標となるタービン入り口温度は1800度である。
これは、世界トップレベルだ。
IHIがエンジンコア部分を納入した際のプレスリリースを見ると、このタービン入り口温度
を向上させているであろう「日本独自開発の金属材料」、
「セラミック基複合材料」という単語が目に入る。 >>137
高圧水蒸気で連続運転出来てからきなさい 反対どころか温泉が主導権握っているんだがw
とうぜん湯温下げるだけのバイナリー発電な
杉乃井ホテル(大分県別府市 )の地熱発電施設では
年間最大約1200万kWhの発電が可能
ソニーは年間1000万kWhを基準量とし、
杉乃井ホテル施設での発電量の全てについて発電委託
発電委託電力量は、「グリーン電力証書」取引契約高としては国内最大 三菱重工|蒸気タービン - Mitsubishi Heavy Industries
https://www.mhi.com/jp/products/energy/steam_turbine.html
蒸気温度の高温化については、数多くの600℃級の超高温大容量蒸気タービン
を製作・納入し、現状、再熱620℃を商用機に適用しており、
蒸気条件700℃級、35MPa(350気圧)を目指すなど、次世代技術の開発に
現在もたゆまぬ努力を続けています。 ...
NEDOは、次世代石炭火力発電の一つである先進超々臨界圧火力発電(A-USC)に
適用可能な700℃級の高温蒸気に耐えられるニッケル(Ni)基合金の信頼性向上
を目指した技術開発に着手します。
本技術開発では、A-USCの発電設備への適用に向け、700℃級の高温蒸気下で
Ni基合金の疲労試験など、信頼性向上のための試験を実施し、
その成果を活用して2020年代にA-USCの市場投入を目指します。 スチームタービンも700℃の高温化へ技術開発へ 2018-02-22 07:10:29 | ガスタービン
国家プロジェクト(国プロ)の支援を受けて 2008 年 から
700℃級 A-USC蒸気タービン開発を行ってきた。
主要な開発項目は,700℃ 10 万時間で 100MPa(1,000気圧)以上の高温クリープ強度を
持ち,10 トン以上の大型鍛造ロータを製造可能とする
Ni基材料の開発や,Ni基と高Cr鋼の異材溶接ロータ製造技術。
これらを検証するため,最終的に,実機大のタービン回転試験を行った。
この試験条件は 700℃以上の温度場で異材溶接ロー タを持つ蒸気タービンを3600rpm
で長時間回転するものです。
これらの材料は,国プロ開発時の目標10 万時間 100MPa 以上の高温クリープ強度が
達成される見込みであり,FENIX700及 び LTES700Rでは10 トン級の大型鍛造ロータ
の試作に成功。 また,これら材料はΦ1000 程度の大型鍛造ロータ試作で,
非破壊検査による検出寸法が2mm 程度以下の結果を得ました。 実機検証試験と平行して,配管候補のNi 基合金の保守技術として,クリープ損傷評価技術と
非破壊検査技術の開発を開始した。今後,これら技術の開発を進め,実用化していく予定である。
この他,耐用温度800℃のNi 基合金として,高強度化と熱間加工性を両立させたUSC800 を
開発・実用化中であり,今後の更なる蒸気温度上昇のニーズに対応可能な材料開発にも
取組んでいく。 >>135
まあ、面積と人口を考えたら、函館分しか人が住んでない北海道みたいなもんだからなあ >>144
1,000気圧で10万時間て、11年も3600rpmで回しっぱなしか?ふーんだな。 伊豆諸島や小笠原諸島の火山で発電して水素製造したらガス発電にも使えるよ。 >>144
純水じゃない酸性環境に耐えるってのは今からなんだよな?
タービンなら酸性水はそのまま使わんよ。
熱交換して純水を使うでしょ。
そこで効率は多少ロスするだろうけど。
でもよくよく考えたら、
>約500℃と高温・高圧の超臨界水
熱交換はむしろやりにくそう。
高圧を保って汲み上げ循環させればいいけど、コストがかかる。
高圧を保たないで汲み上げ?自噴?にすると、
蒸気になっちまって熱交換しにくくなるかも。詳しくないけど。
そのうち火山を冷やして噴火予防とかあるかもな
副産物として発電
富士山とかニーズあるやろな >>152
>>1は酸に耐える発電システムとある。
熱交換器の話かもしれんが、500度をkm単位くみ出して熱交換となると、熱交換機以外はふつうの蒸気タービン発電になりそうだな そのまま使うんじゃないの大気圧に開放して水蒸気でタービン回す
霧化室を太く長くとって重力で析出物を落とす
それかお湯が出ない井戸掘って熱交換パイプを高温岩体にぶっさすか >>156
高温岩体、そのアイデアは前から有ったけども
数万kwレベルの発電所だと可なり大きいダムで水確保が必要でコスト上問題があり
ダム造るんなら水力で良いんじゃないで終わり。 地熱の起源は、地殻の岩石中に微量の割合で含まれる放射性元素の壊変による
エネルギーなんだよ。つまり元は原子力なんだ。元素が放射壊変すると
高いエネルギーの放射線が出るけれども、岩石などの厚い物質の層の中で放射
されているので、ニュートリノ以外の放射線は遮断されていて元から放射線
被爆的には安全なんだ。まさに理想の原子炉なんだよ。
地球は放射性物質を使った放射性壊変による核分裂型の巨大な原子炉なんだ。 >>155
この前、テレ東のジパングでこの話題を取り上げたけど、鎌田さんが熱交換器を
使うような話をしていたよ >>158
半分はそうだが、半分は地球を構成する物質が集積して重いものがコアに落ちていく過程で放出された位置エネルギー分 東北大学サイエンスカフェ 第141回「地球の熱を使ってみよう〜超臨界地熱資源から温泉水素発電まで〜」
https://www.youtube.com/watch?v=Bt2Pv8DK6Mk もう何年も前に火山のないドイツで実験施設作ってんじゃん。
日本はやることがいつも遅過ぎ
結局、利権争いで進まないんだよね 大量に温泉の出る場所が日本にはあるわけでそれを発電に活用するのが一番実用的で低コスト。
でも、利権争いになるからほとんど手付かず。
東電は利権にならないなら、客を奪われるだけで損にしかならないから抵抗勢力になるし
温泉組合や地元自治体が利権を握るにしても、東電が接続させないから不可能 >>165
日本の大地震はプレート境界型と断層型で
地熱発電やシェールガス掘削に伴う地震とは
原理もマグニチュードも違うんじゃなかったかな?
火山活動に伴う群発地震なんかが似ているのかな?
勿論震源の直近は激しく揺れるだろうし他の地震や火山を誘発しない保証はないが
それはそこにエネルギーが蓄積されているからで
遅かれ早かれ避けられない災害ではなかろうか 地震が起きなくなったら生命体は絶滅する
プレートテクニクスがあるからこそ地球環境は恵まれた環境なのである >>162
温泉水素発電 これ面白かった!
温泉の熱で酸と廃アルミを反応させて
水素を作るんだね・。 廃液はどう処理するんだろうか?
結局処理にかけるエネルギーとどっこいどっこいな水素しか得られないだろうし、今までアルミの精錬に莫大なエネルギーがかかるからリサイクルを推進してきたのであって、それと真逆な事だろうに >>169
廃アルミはリサイクルして新たなアルミ精錬を節約するのがいいんだろうけど、日本国内でアルミ精錬あまりやってないだろうから、輸入電池のような感じだな。
日本国内の電力は失われない。
排液処理は問題になりそうだが。 その温泉で得られた電力を売って利益を得るのが、地元自治体か、あるいは大手電力会社なのか?
これが大きな問題。
利権争いがある限り実験しない。送電線を握る大手電力会社はライバルなんて作らせない プラスチック包装に装飾されたうっすいリサイクル不能のアルミならいいだろうけど電線は勿体無いわな 絵を見ただけだけど、周りにヒビが入って噴火とかしそう >>173
溶岩にしろマグマにしろ、凄い粘性だから
水のようにしみ出してくる心配はないかと 農民から強制収容で土地を取り上げたり、干潟を埋めたてたりしているのに、
なぜ温泉地から強制的に熱水を掘り出すために強制収容しないのかな。
発電に利用して温度が下がったお湯をプールのようなところに導いて
それで温水プールにすればいいだけなのに。 >>176
公共の利益の為の土地などの強制収容は、限定的だよ
まず、得られる利益が広く全体に及ぶものでないとだめ
そして、強制収容以外に代替手段がないと言う事も重要
温泉の場合だと温泉業業者の利益で、国民全体の利益とは見なされない
地熱発電の場合、その発電所1つで原発数基分の能力があると確認されれば、
他に代替え手段が乏しい利益で、強制収容する可能性が高いと思う
でも、今の地熱発電程度では、代替え手段が色々あるからね
高値でも普通に、土地売買して用地確保するしかない
強制収容は、土地取得を安く済ませる手段じゃないよ 結局、地下の事は何も分かってないんよ
直接かつリアルタイム観測する手段が無いからな 普通に汲み上げたら途中で気化してしまって旨みがない気もするけど…その辺の技術に興味がある
深海の熱水噴出孔なんかでも似たようなことができるのかな
どちらにしろ腐食性の高さとの闘いか >>177
農業や漁業はそこまで儲けないが、発電はさらに儲けない
儲かるなら、工場は自家発電してる >>181
自家発電して売電してる工場って、製鉄所とか本業の余剰の熱で発電できるとこばっかりだもんな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています