南米大陸の西岸に沿って位置するこの海溝は、長さ約6000キロ。深さは8000メートルに及ぶ。探索は複数のカメラやわなを搭載した装置2体を海底に沈めて行われた。装置が海底に到達するまでには4時間かかった。
カメラがとらえた映像には、クサウオの仲間とみられる新種の魚類3種が映っていた。研究者らはこの魚類について、非常にもろい体をしており、海面へ引き上げられると急速に形が崩れてしまうと説明する。
このほか長い脚をもつ小型の甲殻類が逆さまになって泳いだりする様子も確認できる。
研究者らは、海溝の最深部に暮らす生物についての新たな情報が数多く得られたと、今回の探索の手ごたえを口にした。
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/09/12/2a18d278ca7e82d95b41d91b9f43380b/new-snailfish-deep-ocean-3-super-169.jpg
https://www.cnn.co.jp/fringe/35125491.html