wikiより

亜ヒ酸は毒性が強い一方で、古くから悪性腫瘍や皮膚病の漢方薬として使われてきた。また、有機ヒ素
化合物であるサルバルサンは梅毒の治療に用いられた(現在は使用されていない)。これは亜ヒ酸のも
つ細胞毒性を利用したものであると考えられる。ヨーロッパでもヒポクラテスが皮膚病に使用したという記
録があり、近現代においても抗がん剤などのレジメンが進歩するまでは白血病の唯一の治療薬であった。