【人類学】「DNAバーコード」大規模解析、進化の新事実が浮き彫りに[05/30]
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【5月30日 AFP】
すしバーでマグロと偽って客に出されているテラピアを暴くために使われた携帯型の遺伝子検査機器。
この機器が進化に関する深い洞察をもたらす可能性があるなどと、いったい誰が想像しただろうか。
あるいは、世界中の研究者数百人が10万種の動物から採取し、
米政府の遺伝子データベース「ジェンバンク(GenBank)」に蓄積した遺伝子の断片。
「DNAバーコード」と呼ばれるこの短い遺伝子マーカー500万個を徹底的に調べ尽くそうなどと、
いったい誰が考えついただろうか。
これを考えつき、実行したのは、
米ロックフェラー大学(Rockefeller University)のマーク・ストークル(Mark Stoeckle)氏と
スイス・バーゼル大学(Basel University)のデービッド・セイラー(David Thaler)氏の研究チームだ。
2人が先週発表した研究結果は、進化の過程に関する複数の定説を、
覆すとまではいかずとも揺るがすことは間違いない。
■揺らぐ定説
例えば教科書的な生物学の定説では、アリ、ネズミ、
ヒトなど広範囲に分布する大規模な個体群を持つ生物種は、時間がたつほど遺伝的多様性が増すという。
だが、これは真実なのだろうか。
人類進化学の国際専門誌
「ジャーナル・オブ・ヒューマン・エボリューション(Journal of Human Evolution)」に掲載された
論文の主執筆者であるストークル氏は「答えはノーだ」と述べる。世界に分布するヒトは76億人、
イエスズメは5億羽、イソシギは10万羽に上るが、遺伝的多様性はどれも「ほぼ同じくらい」だと同氏はAFPの取材に語った。
今回の研究の最も驚くべき結果は、今日地球上に生息する生物種のうち、
ヒトを含む全体の9割が20万年前〜10万年前に出現したことが明らかになったことだろう。
ストークル氏は「この結論は極めて予想外なので、私は可能な限り厳しい反論を試みた」と述べた。
ストークル氏のこの反応は無理もない。動物種の90%が遺伝学的見地から言えばほぼ同年齢だという事実を、どのように説明できるだろうか。生物種をほぼ全滅させるような何らかの壊滅的事象が20万年前に発生したのだろうか。
■簡単かつ安価なDNAバーコード解析
この結果を理解するには、DNAバーコードについて理解する必要がある。
動物は細胞核内にある「核DNA」とミトコンドリア内にある
「ミトコンドリアDNA」という2種類のDNAを持っている。
一つ一つの細胞内で生命活動に必要なエネルギーを作り出す
細胞小器官ミトコンドリアには37種類の遺伝子があり、そのうちの一つの「COI」遺伝子が、
DNAバーコード解析(DNAバーコーディング)を行うために利用されている。
生物種間で大きく異なる可能性のある核DNAの遺伝子とは異なり、
ミトコンドリアDNAにはすべての動物が保有する共通のDNA配列が存在し、
これが比較のための共有基準を提供する。
またミトコンドリアDNAの解析は、核DNAに比べて単離がはるかに簡単で安価に行うことができる。
2002年頃にカナダ人分子生物学者のポール・エベール(Paul Hebert)氏が、
COI遺伝子の解析によって生物種を同定する方法を開発し、「DNAバーコード」という用語を考案した。
研究チームは今回、生物10万種のDNAバーコードを解析した結果、
大半の動物がヒトとほぼ同時期に出現したことを示す明確な証拠を発見した。
研究チームが気付いたのは、いわゆる「中立」な遺伝子変異にばらつきがないことだった。
中立変異は数世代を経て生じるDNAの微小な変化で、
生物個体の生存可能性に対して有利にも不利にもならない。
言い換えれば、進化を後押しする自然淘汰や性淘汰に関しては中立変異が無関係であることを意味する。
この中立突然変異に関して互いにどの程度、類似性があるかは木の年輪のようなもので、
これを調べると一つの生物種のおおよその年齢が分かる。
ここで最初の疑問に立ち返る。
現存する生物種の圧倒的大多数がほぼ同時期に出現した理由は何だろうか。
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/d/320x280/img_fd700db884249312e70b811c6a91322969931.jpg
AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3176567
続き) 続く)>>1
■ダーウィンも当惑?
真の大量絶滅は、
陸生恐竜と地球上の全生命の半数を死滅させた6550万年前の小惑星衝突を最後に起きていない。
これは個体数の「ボトルネック効果」がせいぜい部分的な説明にしかならないことを意味している。
「最も単純な解釈は、生命が常に進化を続けているということだ」と、ストークル氏は説明する。
「進化においては常に、その時点で生きている動物が比較的最近出現した可能性の方が高い」
この観点から考えると、一つの種は一定の期間しか持続せず、その後は新種に進化するか、
絶滅するかのどちらかだ。
今回の研究ではさらにもう一つ、予想外の結果が得られた。
生物種には明確な遺伝的境界があり、2つの種の間に位置する中間種はほぼ皆無だという発見だ。
「個体が星だとすると、種はそれらが集まった銀河だ」とストークル氏は例えた。
「種とは、何もない広大な遺伝子配列の宇宙空間に点在する、個体の星が凝集した星団だ」
「中間」種が存在しないこともまた、進化論を提唱した
英自然科学者チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)を当惑させるだろうと、
ストークル氏は話した。(c)AFP
AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3176567 そうすると人間とチンパンジーは500万年前に枝分かれしたというが、
現生のチンパンジーは枝分かれした時点のチンパンジーとは別モノに進化しているという事か。 なにかエポック的な既存のものより秀でた進化が起きると
そこを起点にさらなる切磋琢磨的な淘汰が起きて
環境に最適な形態まで進化が止まらないからダロ 要するに、ミトコンドリアを調べました
そのミトコンドリアが発生もしくは
生物に取り込まれたのが
20万年~10万年前です
その時何かが起こりました
大気の酸化過多でミトコンドリアが大量発生したんだろ 作ったやつにセンスの欠片も感じない
スパゲティーコード そもそも、ミトコンドリアの正体がわかっていない。
体細胞とは別の独立した遺伝子を持っていることから、寄生細胞だとの説もある。 どの生物種も常にアップデートを続けて今日まで続いてきた最新版ってことじゃないの? 単に進化スピードが速いというだけだろ。
工業製品の進化と同じ。 個別種の進化を観察する場所として
汎用性のかたまりみたいな炭素系の惑星上で実験してんだろ
何者かが まずマグロと白身魚のテラピア間違える外人がおかしい 10万年間の氷河期で全滅しかけて
今みたいなちょっと温暖な間に増えるのか ところで、現代には野生のミトコンドリアっていないの? DNA型解析はなんちゃってレベルだから全ゲノム解析しろとあれほど・・・
おや誰かが来たようだ >>21
ミトコンドリア自体、共生生活始めてから必要無いものとか捨て去ったり、
核側との連絡経路を整えたりと進化してるからなあ
今となっては野生のミトコンドリアと呼べるものはいないだろう
強いて言えば原始的な好気性バクテリアというところか トゥパ火山仮説って人間以外の生物への影響とかもあるの? ネコ科を見ればわかるよ
大きい猫も小さい猫もみんな同じ行動をするもの くっそー!
ハゲとハゲじゃない中間はないってそんな馬鹿なことがあってたまるか! 20万年前に環境が大きく変わったとしか思えないけど
逆に20万年以前からいる残り1割の種を調べれば
どんな環境変化があったかわかりそう >現存する生物種の圧倒的大多数がほぼ同時期に出現した理由は何だろうか。
地球環境が変動したからだろ
>生物種には明確な遺伝的境界があり、2つの種の間に位置する中間種はほぼ皆無だという発見だ。
単に量子化されてるだけ 10万年どころか5分前に全ての生命が誕生したとしても何の矛盾も無いから DNAが変化しすぎると別の種になっちゃうから、同一種では一定の個体数以上は多様性はないでしょ。 種内競争てのがあるからね
強い者が子孫を残すから遺伝的多様性には収束する方向の力が働く
中間種がないのも競争理論で中間的な奴は淘汰されることが分かってる
たとえ中間種が環境に最も適していたとしてもこれは避けられない 致命的なバグ発生で観察対象がグチャグチャになったから
この際もう少し変化の生じる展開が望める駒に一新したんだろ >>1
>大半の動物がヒトとほぼ同時期に出現したことを示す明確な証拠を発見した。
おいおい、これって、
「聖書」の天地創造の話が本当ってことになるぜ。
つまり、人間と動物は神によって一度に作られたってことがだな。 詳しい人、このニュースのどこがインパクトがあるのか教えて 胡散臭い研究だな。
ミトコンドリアのDNAが想定よりも高いってことだろう。 >今日地球上に生息する生物種のうち、
ヒトを含む全体の9割が20万年前〜10万年前に出現したことが
やっぱこれが勘違いというのが一番整合性が高いのでは 中間がないのは当たり前じゃね?
遺伝子はアナログじゃないもん。
デジタルな4つのアミノ酸のコード列だよね。 順当に進化するのが当たり前と思う方がおかしいと思うけど ミトコンドリアのDNAが核のDNAと変異する速さが一緒ってことはないんじゃないのか?
寿命数ヶ月の生き物と数十年の生き物でミトコンドリアは同じように変化するかもしれないが核DNAは違いないだろ >>16
髪なくなれば頭寒し。自分に近いものなくなりて大切さに気付く >研究チームが気付いたのは、いわゆる「中立」な遺伝子変異にばらつきがないことだった。
>中立変異は数世代を経て生じるDNAの微小な変化で、
>生物個体の生存可能性に対して有利にも不利にもならない。
と思ってたら微妙な差があったからほとんどの生物は真に中立な変異しか持ってないってこったろ
変わり者はその微妙な差の影響が違うからばらつき具合が変わるってだけで >>1
>すしバーでマグロと偽って客に出されているテラピアを暴く
どうやったらマグロとティラピアを間違えるんだw
鯛だったらまだわかるが >>1
どれも別に、常識では?
化石から分かってる種の平均寿命もそんなもんだし、
遺伝的多様性も分布範囲や個体数じゃなくて集団の隔離が重要だろ。
そのあたりを定量的に評価したのが研究の要点なんじゃないの? ティラピアはイズミダイという名前で供されているから
鯛とティラピアだったら鑑定の必要があるかもしれない。 >>55
外国人には刺身なんてどれも全部同じに見えるんだろ >>41 中間種ってなまじ近いから同じ餌を欲しそうで 同じ場所にいたらそりゃ資源の奪い合いになるよな
そうやってホモ・サピエンス以外排除したから チンパンジーと人の間がいないんだろうね
そうおもえば結局この世は「力」なんだってよくわかる。愛だの平和だの副産物の娯楽品だって。
同じ椅子に座りたがる奴らをいかに突き飛ばすかが醍醐味なんだよ 犬猫は人間と違う上に小さくて資源を圧迫しないし、餌も別に一致しなくていいから共存できてるだけで
ネアンデルのゴリ的なむさい奴らなんかと同じ餌を食って共存できるわけない。
ただネアンデルも数人いれば近接で棒で叩きまくるだけでマンモスを狩れるほど筋力があったが絶滅した。
「力」というよりいかにその環境に対してセキュリティホールのない体に生まれるかが重要だな 熱帯の低緯度地域の方が生物多様性が多い
これを鑑みるに10万年前の寒冷な氷河期ではそれ以前から存続した種の多くは絶滅、多様性も進まず停滞
温暖になるにつれお互いに食料となる動植物も増え、突然変異種も生存する余裕が生まれ多様性が進んだっていう事じゃないのか >>3
キミの頭上には何もない広大な頭皮空間が広がってるね 突然変異を近親相姦で濃くするから種が分岐するんだよ。 >>6
自動車のガソリンエンジンが実は去年モデルから採用されたものでそれ以前には存在しなかった
というくらいむちゃくちゃw >>70
すると、例の半島人はそろそろ進化しそうだな >>64
この記事では現世人類は分化するほどの多様性は存在しないと書いてある。
つまり、アフリカ人も日本人もほぼ一緒で変化は無いに等しいと。 そもそも定説ですら、原人から今の人類までの進化には一億年必要だと言われているので
ダーウィンの進化論自体に無理があると結論されてたんだよね。
そして今回の発見により、短期間での進化自体が否定された。 >>マグロと偽って客に出されているテラピア
日本だと鯛と偽るんだけどな、テラピア。 >>1
やはりな
地質学者、進化論者のいう斉一論は謝りだ
それがなんであるのかはまだわからないが、新たなパラダイムがいま訪れつつある 安い寿司屋は駄目だよ
食った後の体の反応が違う
まともな寿司食うと健康に寄与するのに、それが無い
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