88%の大多数の日本人(弥生人とされる)が渡来系なのではない。
12%の濃い顔の人たち(縄文人とされる)が渡来系なのだと。
つまり、イズモ族とか大分県とかね、そのへんがルーツなんだろうと。

昔から中央軸(九州北部〜山陽〜近畿〜東海〜関東)に人が集まり、それに沿って人が動いている。
出雲も東北地方も同じ周辺部であるが、遺伝的に少し似ていた。

だから、縄文時代に本邦に住んでいた人々は、現代日本人と大して差異の無い古代人であって、先住民とされてきた濃い顔の人こそがインドか中東か東南アジアか分からないけど渡来系なんだろうなあと。
渡来人が最初に王制を築いた出雲族が、やがて蝦夷になったという歴史的事実はあるんだから。
ある時、出雲から逃れようと原住民が奈良に行って、渡来人が追いかけてきて、畿内にいた豪族とか、現在の天皇家につながる王家が対峙した。
それから、畿内軍についた人と、反抗した人に分かれた。

何故、逆の解釈をされているかと言えば、それは近畿に大陸や半島由来の渡来人が多く、それが長い年月をかけて先住民を端っこに追いやったと考えられていたからだろう。
その長い年月をもってしても、渡来人の勢力だけで88%にも達するというのは不自然という他無い。
その渡来人の88%が、中国人や韓国人と別の人種であるというのも、どうもおかしい。
とすれば、88%こそが太古の日本人であり、毛人だと言われた12%の遺伝子成分が日本人とか中国人とかと全く別の、インド、中東、東南アジア人だろう。