東京電力福島第1原発事故の後、
甲状腺がんと診断され手術を受けた福島県内の患者84人のうち約1割の8人ががんを再発し再手術を受けたことが、
患者を支援しているNPO法人「3.11甲状腺がん子ども基金」(東京)の調査で28日、分かった。
8人は事故当時6〜15歳。専門家は「小児甲状腺がんのことは詳しく分かっていない。継続的な検査が必要だ」としている。

 基金は今年1月末までに、福島県内外で甲状腺がんを発症した患者111人に、診療明細や自己申告を基に療養費を給付。
事故当時、福島県内にいた84人のうち8人が再発や転移で再手術を受けた。

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共同通信
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