傷ついた仲間を手当てして回復させるアリ、独研究
2018年2月15日 14:16 発信地:パリ/フランス

【2月15日 AFP】アフリカに生息するマタベレアリ(学名:Megaponera analis)は、狩りの襲撃中に負傷した仲間のアリの傷口を手当てするとの「驚くべき」研究結果が14日、発表された。「衛生兵」のアリは仲間が回復するまで看護するという。
 
英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に掲載された研究論文によると、傷を負ったマタベレアリは仲間によって巣に運ばれ、そこで手当を受けるとされる。仲間のアリたちは傷ついたアリの傷口をなめるために集合し、衛生兵の役割を果たす。
 
この行動は、負傷した兵隊アリの死を約80%から10%程度にまで低下させることが、今回の研究で観察された。
 
独ビュルツブルク大学(University of Wuerzburg)バイオセンターの研究チームは、こうした看護行動を人以外の動物で確認したのは今回の研究が初めてだと主張している。
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▽引用元:AFPBBNews 2018年2月15日 14:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3162558?cx_position=7