【未知現象】常温核融合「ニセ」覆せ 30年越し、発熱確認相次ぐ
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室温で水素原子が核融合反応を起こしてエネルギーを生み出す「常温核融合」。この現象を初めて観測したという1989年の発表で世界の研究者の参入が相次いだが、実験結果は再現されずにブームは急速にしぼんだ。それから約30年。地道に研究を続けてきた日本の研究グループを中心に核反応によるとみられる過剰熱の発生が恒常的に確認され、未知の反応の正体を探る手がかりも得られつつある。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO25613590S8A110C1MY1000/ >>596
> D-D反応を仮定
> D+D→n+3He+3.27MeV
という仮定がcold fusionの場合に正しいかどうかなんだよ
つまり、上の反応式は通常のhot fusionでその場合は2つの重水素核Dに大きな運動エネルギーを持たせて
その運動エネルギーによって+電荷同士のクーロン障壁を乗り越えさせて衝突させて核融合を達成する
しかも反応には他の粒子とかは関与していない
この場合、反応の前後で運動量と運動エネルギーの両方が保存されねばならないから反応後も少なくとも2粒子必要となり
中性子または陽子が発生するわけだ(要するに電子−陽電子の対消滅で光子が最低でも2個生成されるのと同じ類の制約)
だがcold fusionでは何らかの理由で重水素核同士のクーロン障壁が非常に小さくなっていると考えられている
(何らかの理由でクーロン障壁が大幅に低下されているのでなければ、そもそもcold fusionなど不可能に決まってるからね)
だとすると、
D+D→4He+何MeV
という反応が起こっても必ずしも不思議じゃない、というのは反応の前後での運動量と運動エネルギーの辻褄合わせの制約がhot fusionとは全く違ってくるからね
そしてその生成されるエネルギーはこのクーロン障壁を大幅に下げる効果を与えているであろう第3者(電極の金属格子の中の原子?)に受け渡されて
解放されるという可能性が有り得るんじゃないのかな?
少なくとも一旦cold fusionを仮定した上で計算によってそれを否定しようとするならば、その計算ではクーロン障壁は格段に下がっているという仮定を認めない限り
cold fusion否定のための計算は矛盾した仮定に基づいていると言わざるを得ない
そして、cold fusionにおいてはクーロン障壁が格段に下がってるという仮定を認めるということは、融合反応の主体である2つの原子核の他に
クーロン障壁の大幅な低下をもたらしている第3者が反応に介在しているという仮定を認めねば論理的に辻褄が合わない
君が今回やった否定のための計算は、cold fusionを仮定しているのにクーロン障壁の低下やそれをもたらす第3者の介在の仮定を認めていないので論理的に支離滅裂だ
一言断っておくが、私はcold fusionの存在を主張しているわけではない、私はcold fusion疑問視派だ、それは昔も今もね
ただし、hot fusionの反応式を前提としてcold fusionの実験結果(中性子の発生がないとか)はその反応式矛盾しているからcold fusionは間違っている(存在しない)という
今回の君のような論理の組み立て方は間違っている、つまりcold fusionの存在否定や実験結果の信憑性否定にはなっていない、と注意しているのだ
そういう意味では理論的な試算でcold fusionを否定するのは結構面倒なんだよ
だってhot fusionの常識(反応式など)が必ずしも使えるとは限らないからね >>597訂正
誤> ただし、hot fusionの反応式を前提としてcold fusionの実験結果(中性子の発生がないとか)はその反応式矛盾しているからcold fusionは間違っている(存在しない)という
正> ただし、hot fusionの反応式を前提として「cold fusionの実験結果(中性子の発生がないとか)はその反応式と矛盾しているからcold fusionは間違っている(存在しない)」という ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています