ヨーロッパなどでは、科学や技術の関係の論文雑誌を出す出版社と
国家が契約をして、全国民に過去の論文を電子的に自由に読めるアクセスを提供
などしている。

今後は全ての科学論文がそのようになっていくべきだろう。
少なくとも税金を投じて行われた研究は、必ずしも民間の印刷をベースとした
出版社から論文誌を(しかもそれは複数の論文を抱き合わせたものであったが)
出すなどということは辞めてしまって、各論文一件ずつの税金による研究という
ことでデータベースに登録して、国民は誰でもそれを事実上無料で
読めるようにすればそれで良いのではないだろうか。