クローン羊ドリー、早期老化ではなかった 英研究
2017年11月24日 9:53 発信地:パリ/フランス

【11月24日 AFP】世界初のクローン羊「ドリー(Dolly)」は2003年、7回目の誕生日を迎える前に安楽死させられた。この時点でドリーは加齢に関連する変形性関節症を患っていたとされ、クローンで老化の進行が速まるのではとの懸念が高まった。
 
だが、早期老化にクローンが関連しているとする懸念は見当違いとみられるとの研究結果が23日、英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された。実際に、ドリーの関節症は極めて一般的な疾患だった。
 
英国のスコットランド(Scotland)とイングランド(England)の研究チームが導いたこの結論は、ドリーの骨のX線調査に基づいている。ドリーの骨格は、英エディンバラにあるスコットランド国立博物館(National Museum of Scotland)に収蔵されている。
 
ドリーは膝が不自由だったが、その変形性関節症の程度は自然受胎で産まれた7〜9歳の羊にとって「まれではない」ことが、今回のX線スキャンで明らかになった。
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▽引用元:AFPBBNews 2017年11月24日 9:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3152806
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