ハブの毒に偶然の「進化」 OISTがゲノムを解読、治療応用に期待
2017年10月5日 05:00

【恩納】沖縄科学技術大学院大学(OIST)と県衛生環境研究所のチームがハブ毒のゲノム(全遺伝情報)を初めて解読し、4日発表した。えさを捕まえるのに有利な強い毒だけでなく、弱い毒も次世代に受け継ぎながら進化しており、それが偶然の働き「遺伝的浮動」に基づくことを明らかにした。

ハブの毒には獲物の血圧を異常にしたり、血液を固まらせたりする複数の成分が含まれる。一つが効かなくても他の成分で確実に仕留める仕組みだ。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---

▽引用元:沖縄タイムス+プラス ニュース 2017年10月5日 05:00
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/152065

▽関連
沖縄科学技術大学院大学(OIST)
2017-10-04  ハブの毒を初めてゲノム解読:ヘビ毒の進化を解明
https://www.oist.jp/ja/news-center/news/2017/10/4/31854
タイワンハブ(Protobothrops mucrosquamatus)は、沖縄において定着した外来種。
https://oist-prod-www.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/s3fs-public/photos/IMG_1166.jpg
サキシマハブ(Protobothrops elegans)は南西諸島に固有の種で、現在は沖縄県南部での定着も確認されている。西表島で捕獲したこの個体はキノボリトカゲを捕食していた。
https://oist-prod-www.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/s3fs-public/photos/IMG_0671.jpg