>>122 で、ブランケットとダイバーだがネックと書かれてたが、SiC繊維での試験がすすんでる。 月に百のオーダーで試験用パーツを生産してる。

SiC繊維は金属よりずっと高い2000度までの耐熱性が有る。 耐熱性を生かしてジェットエンジンへの適用が進んでいる。
中性子も通さない。 勿論通すように作ることも可能では有るが。

(3)先進ブランケット用セラミック機能構造材料の検討状況
https://confit.atlas.jp/guide/event-img/aesj2016s/TN0303/public/pdf?type=in

シリコンカーバイド(SiC)材料は優れたエンジニアセラミックスとして幅広く産業利用されているが、
中性子照射を受ける過酷な環境での優れた耐性、SiC が元来有する低誘導放射能や低崩壊熱などの利得も あいまって、有力な核融合炉内機器材料として開発が進む。

SiC/SiC 複合材料の開発当初は大学を中心に進められた研究活動も、核融合原型炉の研究開発の一環と して、幅広いアプローチ(BA)活動に係る国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)事業が2007 年 7 月に立ち上がり、
現在では JAEA が主体となり、青森県六ヶ所村を拠点に全日本的な体制で研究開発を 展開している。
本活動では、特に液体リチウム鉛を増殖材とした先進ブランケット環境下において、十分 なブランケット機能を得るための構造材料の一つとして SiC 材料を位置付け(以後、「機能構造材料」と呼ぶ)、
具体的には、SiC 材料の照射下電気特性評価、ヘリウム/水素透過挙動理解、液体金属との共存性評価 などの機能評価を中心にデータ蓄積を進めると同時に、
これらの機能を担保するための構造安定性の評価、 複合材料の規格・基準の基盤となる考え方の整理等を進めている。
10 年間に及ぶ活動もいよいよ最終局面 に突入し、平成 29 年度初頭の最終報告に向けて材料特性ハンドブック・データベースの整備に着手したと ころである。

以下略