なにしろ、Windows95というのは、どういう数えかたかは知らないが、公称3000万行のコード
だとかいってたからね。仮にコードの品質が良くて1万行に1つのバグだとしても(そんな
良質だとはとても期待できないが)、3千個のバグがあるということになる。動かしているうちに
普段はあまり動いていないところに来たらバグを踏む。あるいはバグがじわじわとメモリー
リークーやメモリ上の他のデーターを壊していたら、OSやアプリはたちまちには倒れたり
しないが、結果がおかしかったり、長時間つかっているとハングしたり暴走するだろう。
そうなるとハードウェアをリセットして最初から立ち上げ直しだ。逆にOSやアプリの品質が
悪くて、ハングやフリーズや暴走や結果の異常が頻繁に起きるので、ハードのバグや
メモリーのデーター化けなどの障害があってもそれが目立たない・隠れてしまう。
パリティすらないメモリーモジュールを平気で使い、HDDとのデータ転送も初期のIDEや
などはデーター化けエラーにはまるで無頓着だった。
良くあんな恐ろしいものが平気で使えるなとおもったりもしたが、OSやアプリの方が
一枚上手だったのだ。