ヒアリへの応用期待 外来アリの根絶評価手法を開発
戸田政考 2017年6月22日23時20分

南米原産のアルゼンチンアリを根絶したかを評価する方法を、国立環境研究所が開発した。
アルゼンチンアリは生態系や人、農作物に被害を及ぼす恐れがあるが、女王アリが多く繁殖力が高いため、確実に防除できたか判断が難しかった。
英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。
この手法は、5月末に兵庫県で国内初確認された強毒のヒアリなどにも応用できるという。

アルゼンチンアリは茶色で体長約2・5ミリ。
人や物にくっついて移動し、海を越えて欧州やアフリカなどに生息域を広げてきた。
日本では1993年に広島県で発見され、東京都や大阪府など12都府県で定着が確認された。
2005年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、輸入や飼育が原則禁止されている。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---

▽引用元:朝日新聞DIGITAL 2017年6月22日23時20分
http://www.asahi.com/articles/ASK6Q7FMPK6QUBQU013.html

▽関連
国立環境研究所 2017年6月13日
特定外来生物アルゼンチンアリの地域根絶について
〜数理統計モデルを用いた根絶評価手法の確立〜
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170612-2/20170612-2.html
写真1:アルゼンチンアリ(写真:坂本佳子)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/jqjm1000000acqic-img/jqjm1000000acqz9.png