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ヨウ素不足で「カンボジア・ラオスの子どもに健康被害」-東日本大震災後
配信日時:2017年5月30日 9時00分 [ ID:4366]
安価だったヨウ素は供給不足で価格が高騰している。(現地メディアより)


 2017年5月30日、カンボジアのメディアが、子供たちに深刻な健康被害が広がりつつあることを警告している。2011年3月11日に起きた東日本大震災による、福島第一原子力発電所の事故により、世界的にヨウ素が不足しているため、三ツ口病などの発症率が上昇しているという。

 定期的な洪水を抱える多くの国と同様に、カンボジアの土壌には天然のヨウ素がほとんどないため、作物にもほとんど含まれていいない。ユニセフによれば、人口の約5分の1には甲状腺の腫大があり欠損症で、小人症やクレチン症を引き起こす可能性が指摘された。

 また、かつてラオスでは風土病とされいた、三ツ口病の原因が、このヨウ素不足にあることが、現地に赴任した日本人医師の研究により明らかにされた。ラオス政府はその報告をもとに、国内に流通させる塩にはヨウ素を加えることを義務化した。

      ===== 後略 =====
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http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=4366&;&country=1&&p=2

【翻訳/編集:Tawan】