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ロケット開発を進めるインターステラテクノロジズ社の稲川社長(4月、北海道大樹町で)
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「インターステラテクノロジズ」が開発中の小型ロケットのイメージ図(同社提供)
北海道大樹町(たいきちょう)で新興企業が開発を進める小型ロケットの最終段階のエンジン燃焼実験が、同町で17日に行われる。
成功すればロケットの組み立てと打ち上げの準備作業を本格化させ、民間単独では日本初の快挙となる、ロケットの宇宙空間到達を計画している。
実験を行うのはインターステラテクノロジズ社(稲川貴大(たかひろ)社長)。元ライブドア社長の堀江貴文氏(44)らが出資し2013年に設立した。
小型ロケットの打ち上げ実験場がある同町に本社を置き、スーパーを改修した作業場で、20〜30歳代の若手を中心とする社員14人で部品を製造している。
開発中のロケットは全長9・6メートル、重さ1トンで、国内のロケットでは最小級。20年頃に、需要が急増している100キロ・グラム以下のミニサイズの人工衛星の打ち上げ受注をめざす。
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2017年05月13日 17時43分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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