赤ちゃんザトウクジラ、シャチに気付かれないよう親とは小声 研究
2017年04月26日 13:47 発信地:パリ/フランス

【4月26日 AFP】生まれたばかりのザトウクジラとその母親は、鳴き声のトーンを落として「ひそひそ声」でやり取りをしながらシャチなどの捕食者から襲われないようにしている──ザトウクジラのこれまでに知られていなかった生存戦略を明らかにした論文が26日、発表された。
 
英生態学会(British Ecological Society)発行の科学誌「ファンクショナル・エコロジー(Functional Ecology)」に掲載された論文の筆頭著者シモーヌ・ビデセン(Simone Videsen)氏はAFPに対し、「クジラたちは、迷惑な相手に話を聞かれたくないと思っている」と説明した。
 
クジラは、大きな鳴き声を上げて同じ群れの仲間たちを集めることで知られている。ザトウクジラの雄は交尾期になると、反響音を発して雌を引き付ける。
 
一方でビデセン氏によれば、シャチなどの捕食者はクジラ同士が交わす「会話」を聞き取り、それを手掛かりにして子クジラの居場所を突き止めることがあるという。
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▽引用元:AFPBBNews 2017年04月26日 13:47
http://www.afpbb.com/articles/-/3126433