366 名前:セネカ[] 投稿日:02/01/24(木) 07:35 ID:RN1NaNUy
  物事が難しいから、我々はあえて行わないのではない。
  我々があえて行わないから、物事が難しくなる。







374 名前:qwe[] 投稿日:02/01/24(木) 22:23 ID:IN1jhd57 [1/3]
  望のうちにあって死ぬ。それは単に死ぬことではない。
  それは生まれ出たことを後悔しつつ恥辱と憎悪と恐怖のうちに死ぬことである、
  というべきではないだろうか。

532 名前:マジレスさん[] 投稿日:02/01/31(木) 18:55 ID:ojq2mgQ6
  キルケゴール
  「死が希望となるほどの希望のなさ、それが絶望だ」

  一見救いのない言葉だけど、この言葉を見て自分はまだ絶望までいってない、
  頑張れるって思った。

592 名前:マジレスさん[] 投稿日:02/02/05(火) 07:36 ID:UziAhoMz
  「十年前と今とどっちがいい?」

  人並みに仕事や人間関係で悩んでいたとき妹が。
  「…………………今。」
  そのころはというと、学校好きじゃなかったし、父が家を出てしまって、
  経済的に不安定だったので、いつも不安な気持ちを抱えていた。
  誰か病気にでもなったら、我が家はおしまいだなと思っていた。頼る人もいないし。
  自分でお金稼いで、少しずつでも貯金が出来て、ホンのちょっとの贅沢も出来て…
  の現状は、ずっとマシだと思えた。
  それからことあるごとに今と十年前を比べるようになった。
  出来たら、より良くあるようにしようとも思って生きてきた。

  それから十年近く経って…
  他所で家庭を持っていた父が自殺した。
  お金のことでごたごたしたりして。自営業で借金がわりとたくさんあったので。
  正であれ負であれ、遺産は受け取らないつもりだったのだけど、
  あるお金なら要らないといえばすむけど、借金は先方としては押し付けたいもので。
  女所帯で慣れない手続きに奔走しなくちゃならなかった妹は(妹のほうが私より
  しっかりしてる。姉と妹をいつも間違えられるくらい。)、一応の遺産相続放棄の
  手続きが終了した後、ぷっつり切れた。精神的不安定に陥った。
  改めて襲う父を喪った悲しみ。将来への不安。
  私の腕の中でさめざめ泣く妹。一日に何度も。
  「いつになったらこんな気持ちから立ち直れるんだろう…」

  「十年前と今とどっちがいい?」
  ずっと心にあった言葉を、今度は私のほうから妹に問い掛けてみた。
  「昔○○ちゃん(妹)が、私に言ってくれた言葉。」
  妹はそのことを全然覚えていなかったのだけれど、照れて、
  「そんないいこといってたんだぁ、私…」と、笑った。
  父のことは残念だけれど、やっぱり今のほうがいい。
  それよりもっと前の、妹が赤ちゃんで、私がちっちゃくて、
  父は私たちをとてもかわいがってくれて、両親に頼りきって何の不安も抱かず
  生きていた頃に帰りたいなとは思うことはあるけど…

  多分この言葉を、私はずっと自分に問い掛け続けると思う。
  出来れば、「今のほうがいい。」と思える自分でありたいと思う。