ダムに男が放尿したせいで水が総入替えに! (2011)

米オレゴン州ポートランド。この地に住む、たった一人の男の放尿のせいで、
ダムの水がすべて捨てられるという事態に発展した。

男の名前はジョシュア・シーター(21歳)。彼は仲間とお酒を飲んだあと、深夜
までダム湖の近くで騒いでいた。しばらくして尿意を感じた彼は、突然、ダム
湖に向かって豪快に放尿。 ここは市民50万人の水源でもある。
この一連の様子をダムの監視カメラがとらえており、事態を重くみた管理人
はこのダムの水を全て捨てる措置をとったのだ。廃棄された水の量は約
3000万リットル。東京ドーム4分の1杯に相当する量だ。そして、この処分は
額にして3万6000ドル(約30万円)の負担となったとのこと。 もちろんこれは
市民が負担することとなる。

しかし、地元の水道局でダムを管理するデーヴィッド・シャフ氏は、「この件に
ついては、やりすぎだ、という声もありますが、私はそうは思いません」と語っ
ている。
「ここで大切なのは、気持ちの問題なのです。多くの市民が、『今朝、あの水
飲んじゃった……』といって気分悪くするのが想像できますよね。やはり誰だ
って小便は飲みたくないですよ」と、自らの決定が正しかったと主張している。