現代の魔女裁判として有名な、フェルスエーカーズ託児所事件に付いて書いてみようと
思います。
この事件は、冤罪事件を扱った本では意外と有名で、物的証拠が乏しいのに、片方の言い分
のみを信じた結末で有名ですから。

長い話に成るので最初に要約を書いときますね、世間に広まったニュースとしてはこんな感じ。

アメリカの、マサチューセッツ州モールデンの託児所で、1984年の春にマレー.ケイシーと言う
四歳児の母親が、息子が性的虐待に有ったと思い込み、社会福祉局に通報した事から事件は
始まり、最終的に40人以上の被害者が居た事にされ、幼稚園の職員のジュラルド.アミローと
彼の姉、そして母親の三人が逮捕されて人生終了したって出来事です。
なのに、この事件には異常な程物的証拠が乏しく、殆んど幼児の証言のみで三人の人生を
終わらせた「最初から一完して否認してるのに」のです。

一度切ります。