辞めたい人は多いのにズルズル居座ってしまい、
内輪飲み会ばかりやって「いっぱしの社会人」を気取ったせいで、
気づいたときには何も社会のことが分かっておらず、
辞めるにやめられなくなる。

30代にもなれば徐々に転職市場でのニーズは減り、
世間知らずな中年は起業することもままならず、
中間管理職と言う奴隷街道をひた走る。

40代で大学の同級生たちは人生を謳歌しているのに、
世間的にそこそこの給料を貰ってるはずの自分は何故か生活が苦しく、
それでも自分は『中流だ』と言い聞かせる。

そうこうしているうちに迎えた50代は体の節々に痛みを抱え、
無理が効かないために20代30代からは「老害」「無能」と後ろ指をさされ、
『俺は何か大きなことが出来たはずだ』と悔やむ毎日。

60代で退職が近づいてきて社会人人生を振り返ると、
コツコツやってきたことの誇りよりも無理してチャレンジしなかったことを悔やみ、
ただただ歯車の中で回り続けたラットなんだと悲しくなる