>>713

――IOWNの収益貢献のイメージは。

「いわゆる光電融合の技術を一つは既存の事業領域、APNというネットワークサービスで使っていく。もう一つはコンピューティングの世界で、画像処理半導体(GPU)サーバーの中にどれだけこの技術が入っていけるか。この2つがビジネスチャンスで、リスクを取ろうと思っている。チャレンジだがうまく需要を捉えられればかなりの収益的なインパクトがある。後者の方が大きい」

――将来は製造業的な側面も出てくると。

「そこが大きい。基本的なサーバーの機能はチップメーカーが決めるものだが、我々の光の技術が不可欠だとなればチャンスはある。製造業のポジションを取るか、設計だけか。ここはこれからで、リスクも考えながら必要資金も考えながらやっていく」

「2030年頃に人工知能(AI)向けサーバーなどで我々の技術がどれほど使われているかはまだ分からない。だが一定程度の売り上げやポジションは現実にしていかなければならない」

――現行の中期経営戦略では成長分野に5年間で8兆円の投資方針を掲げています。

「NTTデータグループの分野がデータセンターとして一番多い。結構大きな金額を使っていくし、上振れそうだ。スマートライフも、NTTドコモのマネックス証券買収などお金をかなり使い始めている」