【購入断念】上杉謙信の名刀「太刀 無銘一文字」 5億希望の所有者と金額折り合わず 新潟・上越市が陳謝 [11/22]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171121-OYT1T50127.html
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20171121/20171121-OYT1I50044-L.jpg
上越市が購入を断念した国宝の太刀「山鳥毛」(上越市提供)
新潟県上越市は21日、戦国武将の上杉謙信、景勝の愛刀とされる国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛(さんちょうもう))」の購入を断念すると発表した。
野沢朗教育長らが市役所で記者会見し、金額面で折り合いがつかなかったことを理由とした上で、
「市民が大きな期待を持っていた。貴重な予算をもらい、約束を果たせなかったことは申し訳ない」と陳謝した。
上杉家は1598年、景勝の時代に会津へ国替えとなり、上越には謙信らの遺品がほとんど残されていない。
そこで、市は市民からの寄付金を費用の一部に充てる計画で、1952年に国宝指定となった名刀の購入を検討していた。
新潟県立歴史博物館(長岡市)を通じ、市は2015年に所有者との交渉を開始。
だが、市が依頼した識者の鑑定で3億2000万円と評価されたのに対し、交渉を重ねる中で最終的に「手取りで5億円」を希望する所有者と金額面で折り合いがつかなかったため、今月8日、所有者との面談で購入断念を決定したという。
市によると、購入費の一部として、ふるさと納税や寄付として約7350万円が集まっていたが、このうち約6000万円を返還する方針。
寄付してくれた市民ら約2350人に対し、意向を確認した上で返金するとしている。
市は、購入事業費を全額減額する一般会計補正予算案を市議会に提出する。
◇
岡山県立博物館(岡山市)は今年4〜5月、寄託されている「山鳥毛」を特別展示していた。
上越市へ譲渡される可能性があるとして、国宝を一目見ようと来館者でにぎわったという。
片山明浩副館長は
「山鳥毛が譲渡されるものとして、来年度の展示計画を進めてきた。来年度以降の公開、展示などは未定」と戸惑っている様子だった。
上杉謙信の名刀「5億円で」、上越市が購入断念
読売新聞:2017年11月22日 10時08分 まあ、明治政府とも折り合いがつかず白虎隊になったところだしな >「山鳥毛が譲渡されるものとして、来年度の展示計画を進めてきた」
単なる可能性に過ぎないのに、見通しが甘すぎない?
こんなのは普通の会社ではありえないな 馬鹿な買い物しなくて済んだじゃん、刀に5億とかあり得ないよ 売るほうの考えだから買わなければ終われだからな。
売り損ねたかもしれにいけどね。w 同級生の家の時価1億円程度の財宝の掛け軸を「市政XX年記念で寄付して欲しい」という自治体に比べればましだな。
博物館に展示して、XXX氏の寄贈と表示して1億円をタダにしろというのが自治体の考えだ。 出張してラーメン食ってきた人だけが良い目にあったw これ元々売る気がなかったんだろうな
鑑定費用まるまる得したわぁくらいのもんよ 手取りで5億円くれと言うのは理解出来るわ。
所有者が幾らで購入したのか分からないけど売ってしまうと結局は色々と税金
引かれた上に住民税やら年金、健康保険料が滅茶苦茶上がってしまうからね。
市も本気で欲しいならどうせ税金投入するんだから5億円でも10億円でも払えばいいじゃん。
そんな金額は住民税上げればすぐ回収できるだろ。 購入という形じゃなくて、格安レンタルでええやん。
所有者だって億単位の物を家において保存するよりも
博物館や美術館で管理してもらった方がいいだろ。 刀もこれ一本しかないけど、大枚はたくのも上越市しかいないというチキンレースw
中国に30億ぐらいで売れるかもよ >>9
手取りで5億じゃなくて、税金払って3億手取りだと思うぞ
税金で買っても税金取られるから鑑定価格分のお金を残したいだけだと思う ふるさと納税や寄付として約7350万円が集まっていたが、このうち約6000万円を返還する方針
7350万-6000万=1350万 >>6
それ今刀を預かってる岡山側の話だよ
交渉してるのは所有者と上越市で、岡山は当事者じゃないからそう考えてても不思議はないよ
>>17
手取りで5億って書いてあるよ
>交渉を重ねる中で最終的に「手取りで5億円」を希望する所有者と金額面で折り合いがつかなかったため この記事は省略しているが、経緯があるらしい。
これはサンケイの記事だ。
-----
市教委によると、岡山県在住の所有者は当初、本県や山形県米沢市に譲渡を打診。本県に購入の考えはなく、県立歴史博物館から情報を得た上越市は平成27年9月、所有者と初めて面会し交渉の意思を確認した。
市教委はメールや5回の面会で交渉。
10億円を提示していた所有者は2回目の面会で、3億円をベースに交渉を進める考えを示した。
評価額を上限とする市側の意向に対し所有者の異論はなく、市教委は同意したと受け止めたという。
ところが今年3月上旬、所有者から5億円を求めるメールが届き、交渉は暗礁に乗り上げた。最後となった11月8日の面会で、所有者は「この話は縁がなく終わりにする。希望額は手取りで5億円。上越市に売り渡す気はない」と市の柳沢祐人教育部長に告げた。
市側は「とても折り合える額ではない」と購入の断念を決断した。 -----続き
会見で野沢教育長は「3億2千万円で合意したと考えていたが、認識に齟齬(そご)があった」と釈明。「専門家の評価額を越えた契約は行政としてあり得ない」とした上で「購入の約束を果たせず、市民の皆さんに大変申し訳ない」と謝罪した。
市は今年度予算に太刀関連の経費として維持管理費を含めて約3億3千万円を計上していたが、減額する補正予算を市議会の12月定例会で議決後、市民から集めた寄付金を返金する。
市にはこれまで約7300万円の寄付金があり、使用していない約6千万円を寄付をした約2400人に返還する手続きを進める。ただ、募金箱で集めた約50万円は寄付した人が特定できないため、返還しない。
市は30年にリニューアルする総合博物館の目玉として山鳥毛を展示したい考えだったが、今後は他の展示物を探す方針という。
■太刀購入をめぐる交渉の主な経緯
平成27年9月/面会で所有者は10億円を希望
28年3月/面会で所有者が「最初は3億円。状況をみて変更」と提案
6月/所有者から「3億円は最低価格。10億円に近づけたい」とメール
7月/面会で、市は鑑定評価額の3億2000万円以内が購入予算と説明。所有者の反論なし
12月/所有者がメールで市の購入意思を確認
29年3月/市が購入までの手続きや日程を説明
同/所有者がメールで5億円を希望。その後も評価額以上を要求
5月/面会で所有者が3億2000万円での契約を拒否
11月8日/面会で所有者が手取りで5億円以上を求め、上越市に譲渡の意思がないと表明。市は購入は無理と判断 10億円を5億円にしたから、それ以上は譲歩できないだけ。
市側は3億円で大丈夫だと誤認した。それだけの話しだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています