http://www.yomiuri.co.jp/science/20171115-OYT1T50125.html

 原子力発電所の高レベル放射性廃棄物についての意見交換会に、謝礼の支払いを約束して学生を動員していた企画会社「オーシャナイズ」(東京都港区)の広報担当者が15日、読売新聞の取材に応じ、
「関係各位に多大なご迷惑をおかけしていることに、心からおわび申し上げる」とコメントした。

 意見交換会は、高レベル放射性廃棄物の最終処分事業を担当する原子力発電環境整備機構と経済産業省の主催。
同機構は意見交換会の運営を、イベントなどを手がける広告会社「地域力活性化研究室」(東京都港区)に委託し、同社が若者向けの広報をオーシャナイズに再委託していた。

 地域力活性化研究室の●目(えのめ)清一朗社長は15日、
「(オーシャナイズとの)打ち合わせのたびに、金品で参加者を募る行為は絶対にしてはならないと厳命していた」と強調したうえで、
「委託先の管理ができていなかったことは否めず、真摯(しんし)に受け止めている」と話した。(●は魚へんに「援」のつくり)

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高レベル廃棄物集会に学生動員、業者「おわび」
讀賣新聞:2017年11月15日 20時25分