経営側も現場に足運び「三現主義」徹底
         =神鋼・日産不正でホンダ社長(Newsweek Japan)
                 2017年10月25日(水)16時06分
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2017/10/202009.php

ホンダの八郷隆弘社長は25日、東京モーターショーの報道機関向け公開日
での会見で、神戸製鋼所と日産自動車の不正問題について「製造業として
非常に問題で遺憾」と述べた。また、「三現主義」を徹底し、経営陣も製
造現場が三現主義をしっかり実現できるような「環境づくりや現場に足を
運ぶこと」などを肝に銘じたいと語った。
              
三現主義とはホンダの創業以来の経営哲学で、「現場」へ行き、「現物・
現状」を直接知って「現実的」に評価や判断を行うこと。

八郷社長は、ホンダで言えば「『三現主義』をしっかりやっていくことが
従来の日本のものづくりの強みだった」と語り、「ものづくりの現場が強
くなることが一番大切で、今後も重要だ」との認識を示した。