2歳児に提供されていた「わんずまざー保育園」の給食(兵庫県姫路市提供)
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 兵庫県姫路市の「わんずまざー保育園」(休園)が定員を超過した園児を受け入れるなどして認定こども園の認定を取り消された問題で、姫路市は29日、元園児の保護者への説明会を開いた。保護者からは「給食が少量だったことの子供の発育への影響を調べてほしい」との声が上がったという。

「今でも憤り消えない」

 市によると、説明会には29世帯38人の保護者が出席。市は保護者の意見を受け、子供たちの発育や健康状態への給食の影響の有無を把握するための調査を検討する考えを示した。

 説明会には小幡育子園長の代理人弁護士も出席し、「ご迷惑をおかけし、おわびします」との園長の謝罪の言葉を保護者に伝えた。

 保護者の男性(48)は「今でも憤りが消えない。徹底的に真相を明らかにしてほしい」と話した。

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