▽イングランド代表を率いるガレス・サウスゲイト監督は、リバプールに所属するMFアダム・ララナが
負傷してしまったことに関して、同クラブを率いるユルゲン・クロップ監督に電話で謝罪をしたようだ。
イギリス『デイリー・ミラー』が報じている。

▽ララナは26日に行われたロシア・ワールドカップ欧州予選のリトアニア代表戦でフル出場を果たすも
同試合で左足の太ももを負傷。離脱期間は1カ月が見込まれており、次節のエバートンとの
“マージーサイド・ダービー”を含め、4月に行われるリーグ戦5試合全てを欠場する可能性が高いとみられている。
現在、リバプールはプレミアリーグの4位につけており、チャンピオンズリーグ出場権の獲得を目指す
同クラブにとって、リーグ戦27試合7得点を挙げる主力MFララナの離脱は大きな痛手となる。

▽今回のインターナショナルウィークで、イングランド代表はドイツ代表、リトアニア代表と対戦。
2試合の合計出場数が、勝ち点1差で3位につけるマンチェスター・シティの同代表DFストーンズが96分
DFスターリングが60分なのに対して、ララナが156分だったことをクロップ監督は心配していたようだ。

▽伝えられるところによると、ララナの扱いに関するクロップ監督の苛立ちに気付いたサウスゲイト監督は
29日に同監督へ電話で状況を説明し、理解を得たようだ。サウスゲイト監督は、昨年11月に行われた
国際親善試合のスペイン代表戦でもララナがケガをしてしまったことを気にしており、クラブの監督とは
良い関係を築いていきたいと考えているとのこと。

▽来月1日に次節、エバートンとのマージーサイド・ダービーを控えるリバプールは、ララナの1カ月の
負傷離脱のほか、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョとFWロベルト・フィルミノが30日の夕方に
南米予選から帰国したばかりという苦しい状況にある。果たして、クロップ監督は同試合で
どのような布陣で臨むのだろうか。

 Infoseek
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