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支那事変勃発と共に一度びその狼心野望が根柢より覆がえさるるや世界的宣伝に国際会議に策動して、
日本を以て支那への侵略者なりと誣い(しいる。あざむく。事実でないことを偽って言う。罪のない人を有罪におとしいれる。)
世界の平和を棄るものなりと謗る、その陋劣(ろうれつ:いやしく劣っていること)悪辣実に言語に絶せざるを得ないものがある。
併し驚くことはない、これが彼の伝統であり本領なのだ。
万時この調子で彼は今日のような不自然な大をなしたのだ。
不義の富をかち獲たのである。
若し東洋に強大日本が倔起しなかったとせば、支那は今日どころかとうの昔に印度のそれのように
彼の爪牙の下に回復すべからざるまでにその膏血を絞り取られていたであろう。

彼の國際正義とはその利益の安全を主張する点のみより出発している。
彼の叫ぶ所の人道とは英國人の英國に加担するものの危害を加えらるる場合のみを意味し、
然らざるものに対する無防備爆撃又はダムダム弾の使用等は何等人道上差支へのないものらしい。