>>44
これは実に、100年以上前の、江戸幕府とロシア帝国との間での樺太の領土交渉の時にも同じ論法でした。

「日本のような弱小国が南樺太を領有したら、すぐに米国や英国といった列強国が奪い取るだろう、
そうなったらロシアの安全は危くなる。我々がサハリン全島を領有するのは、安全保障上、必要なのである。」
という主張です。

他国の領土を不法に軍事占拠するのが、認められない事であるのはロシアも知っています。

そこに何とか正当性を持たせようとして無理な論理をするものですから
結局は論理が成り立たず、常に破綻するという事を、ロシアは繰り返しているように見えます。