2020.05.25 22:00
satomi

https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2020/05/22/20200521ZoomDeathSentence-w960.png

コロナ禍で判決主文をZoomで読み上げる国が静かに増えています。
世界初のZoom死刑宣告は今月4日、ナイジェリアのラゴス州で行なわれました。州命令に従って出席者全員が別々の場所から見守るなか、母親の雇用主殺害の罪に問われたOlalekan Hameed被告(最厳重警備の刑務所から参加)にMojisola Dada裁判長が言い渡した判決は「絞首刑」。上の写真はそのときの模様です。





裁判長に“かつら”はイギリスの文化みたい

バッハのようなかつらを被っているのを見て、「ああ、そういえば旧イギリス領か…」となりました。香港もいまだに似合わないかつらを被ってますし(同じアジアの同胞として「似合わないよ」と言ってやるのが優しさなのかも…)、ジンバブエは英国直輸入のかつらに公費1700万円も拠出してるんだそうですよ? 植民地時代に不平等裁判の辛酸を舐めたはずなのに、大英帝国の御威光をありがたがる心理は外部の我々には窺い知れないものがあります。英国でも貴族院より下位裁判所ほどかつらへの執着があると聞きますから、権威の象徴なんでしょね…。
もともとかつらには「判決を逆恨みした被告に襲われないようにするための変装具」の役割もあったようですが、Zoomのちっちゃな画面だと、どっちみち目も合わないし、人相もほぼわかりません。同席のみなさんもこんな感じです(左上のKingさんは王様ではなく苗字。被告代理人っぽい)。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://www.gizmodo.jp/2020/05/death-sentence-zoom.html