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同化政策「インディアン寄宿学校」

「アメリカのフロンティア」が消滅したのち、白人はインディアン問題を処理すべく、その同化に注力し始める。
【オーストラリアのアボリジニ】や【極北のエスキモー】、【中国の少数民族】等と同じく
支配民族による同化政策は、北米においても19世紀末から【組織的に行われた】。

代表的なものは、ペンシルベニア州カーライルの「カーライルインディアン工業学校」の創始者であり、
校長を務めたリチャード・ヘンリー・プラットによる、【「人間を救うためにインディアン(野蛮人)を殺せ」】という標語に代表される、
インディアンの【子女を親元から引き離し】、「インディアン寄宿学校」に送って【インディアンの文化や言語を禁じ】
、軍事教練を基本にした指導による、【キリスト教や西洋文化の強制学習】である。
同化政策によって【言語】をはじめとする【地域文化が失われ、生き延びた者も混血化が進み純粋な部族は残り少ない】