・French Gilets Jaunes: Ministry broken into amid fresh protests

フランス政府の代表は、パリや他の都市で行われている「黄色いベスト運動」の抗議運動中に暴動が発生したため事務所から避難した。

ベンジャミン・グリヴォー氏と彼のチームは、建設車両が建物の入り口に突っ込んだため、その後裏口を通って逃げなければならなかったと言う。

新年の最初の抗議は何だったのかと言えば警察と抗議者の間での衝突だった。

マクロン大統領は「議論と対話」を求め、暴力を非難した。

11月に燃料税への抗議として始まったこの運動は、今や広範囲に及び、生活費の上昇に対する怒りにもにエスカレートした。

この行進はパリでは平和的な始まり方であったはずが、午後には抗議者たちは催涙ガスで対応してきた機動隊に対し投射物を投げつけていた。

バイクやゴミ箱は燃え上がり、川上のボートも燃えていた。

グリヴォー氏は、攻撃者約12人について語った。黒を着た人と黄色のベストを着た人 - 彼らは路上で見つけた小さ目の建設車両を使用し、ドアを突き破って政府の建物の敷地内に侵入した。また数カ所の窓を壊し、いくつか車も破壊した。

彼と部下たちは裏口へ誘導され、そこから近くのホテルへと避難した。

マクロン大統領は、フランスの「保護者やその代表者、フランスの象徴」が攻撃を受けていると述べ、彼への非難についてツイッター上でつぶやいた。

内務大臣は、土曜日にフランス中で約5万人が抗議に参加したと発表した。 先週よりは多いとされるが、11月に判明した参加者の28万人よりも規模は小さくなった。

この運動は「ジレ・ジャウネス」(黄色いベスト)として知られるようになり、賃金の引き上げ、税金の引き下げ、年金の増額、大学への入学要件の改善が求められた。

11月に行われたパリ中心部での大規模な抗議行動は暴力的なものとなった。

マクロン大統領は12月、抗議者たちを落ち着かせるためにかなりの経済譲歩を行った。
しかし彼は国民への彼の新年の演説で反抗的な口調で言った。「政府が改革プログラムを推進する。それと公の秩序を保証するために手当を払う事はないだろう」

今週初め、抗議行動の有力な人物の一人であるエリック・ドルーエ(https://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/4ECE/production/_105047102_hi051416559.jpg)が、パリにて非公認の抗議行動を組織した疑いで2度目の逮捕をされた。彼の逮捕は、ある政治指導者に「政府による権力の乱用」と呼ぶように促された。彼は翌日釈放された。

(画像)
https://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/11DCF/production/_105076137_mediaitem105076128.jpg
https://ichef.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/148C7/production/_105076148_d4dedc07-73de-4395-8a0c-69029d51282f.jpg

5 January 2019 BBC
https://www.bbc.com/news/world-europe-46771363