・通信ダウン、衛星電話で交信=危険な状況判明−独首相機着陸

【11月30日 時事通信社】ドイツのメルケル首相やショルツ財務相らを乗せ、主要20カ国・地域(G20)首脳会議の開催地ブエノスアイレスに向かっていた政府専用機が29日、機材故障で緊急着陸した問題で、主な通信機器が使用不能になる中、急ブレーキを強いられるなど、危険な状況だったことが30日、判明した。

 専用機はエアバス製A340−300型機。独誌シュピーゲルによると、29日午後7時(日本時間30日午前3時)にベルリンを離陸してから1時間後、衛星電話以外の通信機器が停止。機長は即座に独西部ケルン行きを決め、夜間で視界が悪い中、衛星電話のみで地上と交信した。

 ケルンでは短い滑走路しか利用できず、機体も重かったことなどから急ブレーキとなり、ブレーキは過熱。消防も出動した。

 メルケル氏は着陸後、「非常に深刻な故障があった」と話し、「最も経験のある機長だ」と乗員を称賛した。代替機に乗り換えブエノスアイレスに向かったが、到着はG20初日の現地時間30日夕方で、多くの外交日程を欠席せざるを得ないことになった。(c)時事通信社

・ Panne auf Weg zum G20-Gipfel Defekter Transformator Grund für Merkels Zwangslandung
http://www.spiegel.de/politik/deutschland/angela-merkel-defekte-verteilerbox-grund-fuer-zwangslandung-a-1241297.html

https://i.imgur.com/msnZbQ9.jpg

関連:【G20】メルケル氏搭乗機が「緊急着陸」G20遅刻へ 離陸後に技術的問題【動画】[11/30]
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/news5plus/1543574712/


2018年11月30日 19:52 AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3200008?act=all