フロリダ州にあるディズニー・ワールドで赤い帽子を被り、ドナルド・トランプを支持するプラカードを持って乗り物に乗って記念撮影を行った男性が問題となった。

この男性は49歳のディオン・シニアという名前で、プラカードには「トランプ2020」と書かれている。これは2020年に開かれるアメリカの大統領選挙でトランプに勝って欲しいという意味だ。もちろんこの男性はトランプ支持者。

ほかの乗り物では「キープ・アメリカ・グレイト!(Keep America Great!)」と書かれたプラカードを持って記念撮影するなどしていた。いわゆる絶叫マシンの良いところで撮影してくれるアレだ。

この男性がトランプ支持運動を行ったのは今回が初めてではなく、年間パスポートを購入後、数ヶ月前から同じ事を繰り返し、ディズニー・ワールド側は何度も警告をしてきた。

それにも関わらず男性は自分の意志を曲げずに最終的にディズニー・ワールドは「永久に立ち入り禁止」と命令を下した。

男性は「私はテーマパーク側の規則に従ってたが、一方では、プラカードに何かを書いたり、これを掲げたときテーマパーク側でどのようにするかをテストしたかった」と動機を明らかにした。

ディズニー側は「許可されていないデモやイベントや商業目的のための旗やプラカードの使用は、群衆を刺激する行為などを禁止している」とし、この男性に立ち入り禁止を命令した理由を説明した。

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