【11月12日 時事通信社】ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力は11日、独自の「首長・議会選」を強行した。ウクライナ政府や欧米は東部の紛争に関する停戦合意に違反していると非難したが、親ロ派や後ろ盾のロシアは選挙の正当性を主張した。
選挙を強行したのは親ロ派の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」。ドネツク人民共和国では8月末、首長を自称していたザハルチェンコ氏が爆発により死亡した。そのため親ロ派やロシアは、今回の選挙を「権力の空白を埋めるために必要」(ロシア外務省報道官)と主張していた。
ウクライナ大統領府によると、ポロシェンコ大統領は11日、訪問先のパリでフランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相と会談し、選挙強行を非難する立場で一致。米国でウクライナを担当するボルカー特別代表もツイッターで、選挙は「ロシアの軍事力の支援を受けた違法なもの」と批判した。(c)時事通信社
・Перевищила намальовану: окупанти назвали "явку" на фейкових "виборах" в ОРДЛО
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2018年11月12日 17:12 AFP
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