>>147

日本でよく問題とされるニートだが、ヨーロッパでは統計として日本の10倍はいることになっている
だから日本特有の問題ではないし、恥じたりするのは問題解決を不可能とするので、ヨーロッパのように明るく生きる
(ただこれは単に堪え偲ぶことを意味しない)という選択肢もある

ヨーロッパとの最大の差は宗教だろう

日本を自由主義国家のスタンダードとなる、キリスト教の自由主義を学べるように
学校教育を変えたほうが良いとは考える

表面の社会的成功以上のものが人生にあるという理解は、失敗に対する強さを与えてくれる

過度な物質主義、唯物論は、敗者には耐え難いが、自由主義で敗者を作らないことは不可能だからだ
(例えば入りたい学校、やりたい仕事・肩書があっても自由競争をするのであれば、失敗はつきものだ)
精神論もエゴイズムでなければ、社会には有用となりえる

死を意識すること、身近にすることが宗教の本質
人間は自らが死ぬことを、意識することはないし意識から切り離している

それが仏教、キリスト教、神道の原点といってもよいはずだ

人間が成長する上で家族を持つこと、子供を育てることを上げるものがいるが
これは動物としての自然が強制したもので、文明とは違う。単なる動物としての生命をまっとうすることと、偉大な人生を過ごすことは全く違う

5年後、10年後、30年後死ぬとすれば、それが単なる終わりなのか 。何かを残そうとするかで人生は全く違うものとなる

宗教は死を単なる個人のものとせず、自らよりも大きい物のために、残された時間を有効に生きることに使わせてくれる(軍人の多くが宗教家である事も関係してくる)