https://youtu.be/IyxT8pqmlg4
インドネシアの観光地ロンボク島で5日、マグニチュード(M)7.0の強い地震が発生し、これまでに少なくとも82人の死亡が確認された。国家防災庁によると、この地震で数百人が負傷している。
震源の深さは10キロと浅いこの地震で、数千件の建物が倒壊し、停電も起きている。
揺れはロンボク島の隣のバリ島でも観測され、動画には住民が叫びながら家から逃げ出す様子が映っていた。
海岸やハイキングコースが人気のロンボク島では7月29日にも大きな地震が発生し、少なくとも16人が死亡した。
津波警報も発令されたが、数時間後に解除された。
国家防災庁の報道官はAFP通信の取材に対し、ロンボク島の主要都市マタラムで多くの建物が被害を受けたと説明した。建物の大半はぜい弱な建材を使っていたという。
マタラムの住民は地震発生時の様子を、大きな揺れを受けて大勢が建物から逃げ出したと説明した。
イマンさんは「みんながすぐに家から飛び出した。みんなパニックしていた」と話した。
マタラムではいくつかの地域で停電が発生している。
マタラム市の病院やバリ島・デンパサールの病院では、患者が医師らに付き添われて道路に避難した。
ロンボク島とバリ島ではがれきが道路に散乱しており、地震の数時間後には地元住民が片づけようとしていた。
揺れはバリ島でも数秒間にわたって感じられ、大勢が建物の外へ逃げ出した。
バリ島の主要都市デンパサールで働く男性はBBCに対し、地震発生時の様子を次のように語った。
「最初は小さな衝撃だったが揺れがどんどん大きくなり、皆が『地震だ』と叫んだ。そして従業員全員がパニック状態で建物から飛び出した」
安全保障会議のためロンボク島入りしていたシンガポールのK・シャンムガム内相兼法相も地震に見舞われた。
シャンムガム氏はフェイスブックで「ロンボク島で地震に遭った」と書いた。
「私は(ホテルの)10階の自室にいて、ラップトップで作業をしていた。突然部屋が激しく揺れ始め、壁にひびが入った。立つのはほとんど不可能だった」
「悲鳴が聞こえた。部屋から出て階段で下りている間も建物は揺れていた。少しの間停電した。あちこちにひびが入り、ドアは落ちていた。BBCで大きな地震があったと報じていた」
「幸運にも代表団は無事だったが、他のホテル客に犠牲者が出たと聞いた(後略)」
続きはソースで
https://ichef.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/D6D1/production/_102839945_lombok_earthquake_640map-nc-3.png
https://www.bbc.com/japanese/45079877