コロンビアの山あいで建設が進められていた巨大なつり橋に設計ミスがあることがわかり、安全を確保するため、
橋を爆破する作業が行われ、およそ300メートル下の谷底に崩れ落ちていきました。

爆破されたのは、コロンビアの首都ボゴタ郊外の山あいに建設されていた巨大なつり橋です。

11日に行われた作業には、100キロ以上の爆薬が使われたということで、橋が爆破されると、ごう音とともに煙を上げながら、
わずか5秒ほどで粉々になって、およそ300メートル下の谷底に崩れ落ちていきました。

この橋は、完成すればおよそ450メートルもの長さになる予定でしたが、ことし1月、建設中の橋の一部が落下し、
作業員10人が死亡する事故が起きたため、工事が中断されていました。

地元当局が事故の原因を調べた結果、設計ミスがあることがわかり安全を確保するため、爆破することを決めたということです。

この橋は、首都につながる新たな道路として期待されていたことから、地元当局では今後、
同じ場所に再び橋を建設することにしています。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180713/K10011530971_1807130656_1807130714_01_02.jpg

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180713/k10011530971000.html