6日のニューヨーク株式市場は、米金利上昇を受けて金融株が買われるなどし、
大企業でつくるダウ工業株平均が大きく反発した。
前日比346・41ドル(1・40%)高い2万5146・39ドルと、ほぼ3カ月ぶりの高値で終えた。

 ハイテク株中心のナスダック市場の総合指数も同51・38ポイント(0・67%)高い7689・24で引け、
過去最高値を3日連続で更新した。

 欧州中央銀行(ECB)が量的緩和を縮小するとの観測から、米国でも債券が売られて長期金利が上昇。
利ざやが拡大するとの見方からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が上昇した。

 通商問題をめぐり米中政府の対話が進んでいるとの報道が相次ぎ、貿易摩擦への警戒感も後退。
中国ビジネスの割合が大きい航空機大手ボーイングや建機大手キャタピラーが大きく買われた。

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL6724B4L67UHBI005.html