外務省は5日までに、国家公務員としての信用を損なう行為があったとして、
国家公務員法に基づき毛利忠敦ロシア課長(49)を停職9カ月の懲戒処分とし、官房付に更迭した。
いずれも4日付。政府関係者は、外務省内の女性にセクハラをした疑いがあると説明した。

 河野太郎外相は5日、「誠に遺憾だ。外交に直接関係はない。
被害者のプライバシーがあり、これ以上は話せない。綱紀粛正に努める」と記者団に述べた。

 関係者によると、女性から外務省側に相談があった。毛利氏は、今月1日午後から職場に姿を見せていない。

画像:日ロ首脳会談のため外務省ロシア課長としてモスクワを訪問した際の毛利忠敦氏=5月26日、モスクワ
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共同通信
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