【5月12日 時事通信社】
米紙ワシントン・ポストは11日、トランプ大統領が9日の閣議の席で、
不法移民対策をめぐりニールセン国土安全保障長官を罵倒したと報じた。ニールセン氏が辞任するとの観測も出ている。

 閣議では、メキシコ国境で不法移民が増加していることが報告され、
トランプ氏は「どうして解決策がないんだ」「国境閉鎖が必要だ」などと30分以上にわたって不満をぶつけたという。

 女性のニールセン氏は昨年12月、直属の上司だったケリー大統領首席補佐官の引きで国土安保長官に就任。
同紙によると、トランプ氏はニールセン氏について「弱腰」との不満を示していた。

 米メディアによると、ニールセン氏は9日の閣議後、周囲に辞意を漏らした。
一方、国土安保省は辞任を否定している。(c)時事通信社

http://www.afpbb.com/articles/-/3174351?cx_module=latest_top