ドイツ人がムスリムを利用してユダヤ人いじめをしてると想像している人がかなりいるようだが、ほぼあり得ないことだ。
ドイツ人の社会ではWW2の後は親ユダヤが社会のルールで常識になっている。それに違反すればナチスのレッテルを貼られ即逮捕だ。
つまり、韓国の親日罪中国の精日みたいなものに「右翼は悪」とドイツ人は深く洗脳されている。一神教徒は単純なのだ。善と悪という二つの範疇に強引に当てはめないと気が済まないところがある。
日本の嫌韓みたいなのはドイツではユダヤ人に対しては、一部のネオナチを除けばほぼ皆無なのだが、ムスリムに対しては大きいものがある。
ドイツでは、移民=善という前提があり、ムスリムという現実の脅威は善と評価されている。
日本の在特会に相当する反ムスリム団体がペギーダ(PEGIDA)で欧州では極右団体呼ばわりされている。しかし、実際彼らは右でも左でもない。
さらに驚くことに彼らは親ユダヤである可能性が指摘されている。仮に背後でユダヤ人が彼らを操っているとすれば、実態はスレとは全く逆であることになる。
ドイツには反ユダヤのネオナチの団体ドイツ国家民主党(Nationaldemokratische Partei Deutschlands)があるが、国民からほとんど支持されていない。基本的にNPDは社会主義者だが、欧州では極右とレッテルを貼られている。
日本で韓国人に都合が悪い場合がネトウヨであるのと同様に、思想や政治信条とは関係なく、ユダヤ人に都合が悪いと認定されれば極右と呼ばれるということかもしれない。極右=悪という意味に近い。
いまドイツの国内ではAfD(ドイツのための選択肢)という政治団体が急速に勢力を拡大している。AfDは保守政党で反移民であるが、反ユダヤだという話は聞かない。日本の自民党に近いかもしれないが、極右と呼ばれている。