0001しじみ ★
2018/05/19(土) 19:13:02.87ID:CAP_USER他の少女たちのような長い髪に憧れている。
しかし両親から、望みながらも恵まれなかった「息子」になるよう強いられ、10年以上も少年の装いをしている。
5人の姉妹がいるシタラさんは、
ダリー語で「少年の格好をした」少女を意味する「バチャ・ポシュ」という風習に従って生きてきた。
そうすることで、男性中心のこの国で息子としての義務を果たすことができるのだ。
東部ナンガルハル(Nangarhar)州の村で、貧しい家族と泥れんが造りの家で暮らすシタラさんは、
人生の大半を少年のふりをして過ごしてきた。
4人の姉たちと同様に、学校に通う代わりに8歳の時からレンガ工場で働いている。
姉たちは結婚後に家庭に入った。1日にれんが500個を作ってシタラさんが得る収入は、160アフガニ(200円超)ほどだ。
父親のヌールさんは、「全能の神」が息子を授けてくれず、
娘に少年の格好をさせて働かせる以外の選択肢はなかったと話す。
シタラさん家族は、
糖尿病の母親の医療費をまかなうためにレンガ工場と親戚に2万5000アフガニ(約3万9000円)の借金をしている。
長い間少年として振る舞ってきたシタラさんだが、兄弟がいて自由に髪を伸ばし、
学校に行くことができたらどんなだろうと今も想像するという。
シタラさんはこう話す。「男の子の服を着る時、兄弟がいたらなと思う。そうしたら私の夢がかなうのに」(c)AFP
画像:アフガニスタン東部ナンガルハル州で、
「バチャ・ポシュ」という風習によって男装して暮らすシタラ・ワファダルさん
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AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3173184