アメリカの西部カリフォルニア州は、地球温暖化対策として2020年から州内で新たに建設される一戸建て住宅について、
全米で初めて太陽光パネルの設置を義務づけることを決めました。

カリフォルニア州は9日、2020年1月から州内で新しく建設される一戸建て住宅について、
太陽光パネルの設置を義務づけることを決めました。

州によりますと、住宅の建設費用は平均で9500ドル程度、日本円にしておよそ100万円増えるということですが、
長期で見れば光熱費が割安になるとして、全米初の取り組みに理解を求めています。

独自の地球温暖化対策を進めるカリフォルニア州は、
温室効果ガスの排出量を2030年までに1990年時点に比べて40%削減する目標を掲げていて、
一戸建て住宅に太陽光パネルの設置を義務づけるのもその一環です。

これについてカリフォルニア州は「州内の住宅は、みずからクリーンなエネルギーを作り出すことになる」とコメントしています。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180510/K10011433361_1805101228_1805101344_01_02.jpg

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180510/k10011433361000.html