(CNN)
アフリカ東部ウガンダのクイーンエリザベス国立公園でライオン11頭が殺害されたのが17日までにわかった。
地元メディアによれば、住民が家畜の牛を守ろうとしてライオンに毒入りの肉を与えたとみられている。
今回の毒殺は、国の観光業だけではなく、
個体数の減少を受けて進められている保護活動にとっても打撃となりそうだ。

アフリカでは、ライオンの数は過去75年間で90%減少している。

当局によれば、同じ群れに属する子ども8頭と雌ライオン3頭が先週、
ウガンダ南西部で散り散りになっているのが見つかった。当局によれば、
地元住民が彼らに毒入りの肉を与えたとみられているという。
地元メディアは、住民が牛を襲うライオンを殺害した可能性があると報じている。

観光・野生動植物相は、故意に動物を殺害する行為を最も強い言葉で非難するという声明を発表。
経済的なリソースが利己的な個人によって悪意をもって排除されるのは不幸なことだなどと述べた。

ウガンダの自然ツーリズムの経済規模は14億ドルに上るという。

関連ソース画像
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/04/17/31912a0b8ee4db301e97e5d6eb436516/lions-queen-elizabeth-national-park-uganda.jpg

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https://www.cnn.co.jp/world/35117866.html