ディズニーでアニメ映画化もされた、童話『眠れる森の美女』。
魔女の呪いにより眠らされたお姫様が王子の口づけによって目を覚ますー。
というロマンチックな物語なのですが、これを教材として扱った学校に「睡眠中のキスは強姦に当たる」と苦情を出す母親が現れ、物議をかもしています。
『眠れる森の美女』に待ったを出したのは、イギリス在住のサラ・ホールさん（40）。
抗議内容は「王子様はキスする承諾をえていませんよ？」というもの。
お姫様は魔女の呪いによって100年間の眠りに誘われてしまったのですが、相手の同意なしに性的行為（キス）に及ぶのは強姦だと指摘したのでした。
幼い子供たちは感受性が強く間違った認識を与えてしまう可能性がある、とサラさんは危惧しています。
これは『眠れる森の美女』そのものを批判しているのではない、とサラさん。
あくまで低学年用の教材として使うことを禁止するよう求めたものでした。
「高学年の教材として扱えば性的同意について討論することもできますし、”美女がその時どう思ったか”について議論すれば良い勉強になる」とも付け加えています。
サラさんは「本当に適切な内容ですか？」と呼びかけています。
画像：http://livedoor.blogimg.jp/yurukuyaru/imgs/c/e/ce8b04fb.jpg
ユルクヤル、外国人から見た世界 2017年11月26日
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