日本の支援で建設が進められていた東南アジア、ベトナム最長の海上橋が北部の港湾都市ハイフォン市に完成し、
今後、ベトナムの物流の中心地になることが期待されています。

この橋は、ベトナム北部の港湾都市ハイフォン市に建設が進められていたもので、全長5.4キロとベトナム最長の海上橋です。
総事業費は570億円余りで、日本のODA=政府開発援助の円借款が活用され、建設も日本の企業が担当しました。

2日現地で開かれた式典には、政府の関係者など300人余りが参加し、式典でベトナムのフック首相は
「このプロジェクトによって、ベトナムの経済、社会はより効率化される。そして、日本とベトナムの関係もより一層深まるだろう」と述べました。

ハイフォン市では現在大型の船も利用できる港の整備も日本の支援で進められており、完成後はベトナムの物流の中心地になることが期待されています。

式典に出席した梅田邦夫大使は「首都ハノイを含めたベトナム北部の物流はもちろん、インドシナ半島全体にいい影響を及ぼすと期待している」と話していました。

リンク先に動画あり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170902/k10011123661000.html