バングラデシュ・ウキヤ付近で、国境警備隊によってミャンマー側に追い返されたロヒンギャ難民
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ミャンマー軍とイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の武装集団との衝突が再燃したことを受け、
バングラデシュに避難したロヒンギャがこの6日間で、少なくとも1万8500人に上ることが明らかになった。国際移住機関(IOM)が30日、報告した。

 AFPの取材に応じた、IOMでアジア太平洋地域を担当するクリス・ロム(Chris Lom)報道官によれば、
29日夜の時点でミャンマー北西部ラカイン(Rakhine)州から逃れてきたロヒンギャは1万8500人に上るという。

 ただし、バングラデシュに避難したロヒンギャの多くは地元当局に登録されていない可能性があるため、
正確な数字を把握するのは難しいといい、「国境で立ち往生している人々がいることは承知しているが、どのくらいの人数かは分からない」と、同氏は述べた。

 ミャンマー当局は、ロヒンギャの武装集団が同国側にある複数の国境検問所を襲撃した昨年10月以降、ラカイン州北部を封鎖。
これを機にミャンマー軍が武装集団に大規模な反撃を開始し、以来ロヒンギャに対する殺人やレイプ、
村の焼き打ちが相次ぎ、約8万7000人のロヒンギャがバングラデシュに避難していた。(c)AFP

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